■概要
2016年から徐々に勢力を伸ばしてきたBEC819系です。大容量の蓄電池を車両に搭載し、非電化区間でも走行が可能です。
これにより、若松線、香椎線のディーゼル車両は淘汰されました。
香椎線は車側カメラから乗降確認を行います。そのため、車側カメラを有していないZG001-005編成は香椎線を運用できません(走るだけならいけるのかな?)。
運用は4種類(福北ゆたか線のZX運用も含めると5種類)存在します。
・若松線車側カメラなし運用
・若松線車側カメラあり運用
・香椎線全10群運用
・香椎線全1群運用
若松線は日中4運用、
夕方は運用区間を若松ー折尾に絞り込み、2運用です。
香椎線は西戸崎ー香椎間で、日中2運用、夕方3運用、
香椎ー宇美間で、日中3運用、夕方5運用です。
■若松線車側カメラなし運用
ZG001-005の5編成が当該、運用は3つです。
福北ゆたか線運用もあり、813系・817系とも増解結を行います。
■若松線車側カメラあり運用
運用は2つですが、当該編成は819系のすべて、
ZG001-005,ZG106,107,ZG301-311 が当該します。
おそらく、上記若松線車側カメラなし運用の余りが当該するということでしょうか。
夜10時くらいに直方―竹下の回送で車両交換運用があるので、そのために夜、時間をあけているのかもしれません。
運用略称はZcにしてます。
■香椎線全10群運用
ZG106,107,ZG301-311
13編成から10運用が駆り出されます。
昨年度は、11群11運用で香椎線は構成されてましたが、今年のダイヤ改正で10群+1群 11運用になりました。
鹿児島本線直通運用を無理して作ったせいで2つに分かれたんだと思います。間違いない。
運用略称は香椎のかでZKとしてます。
■香椎線全1群運用
上と同じく、
ZG106,107,ZG301-311
13編成からの運用です。
ZXと同じように、毎日同じ車両が充当されます。うーんこの。
ZYを運用名に付与してます。
2020/12/22追記
本日のニュースリリースで以下の内容が発表されました。
以下抜粋コピペ
「
自動列車運転装置の実証運転を実施
目的
運転士が乗務した状態でATS-DK をベースとした自動列車運転装置を用いた営業運転を行い、在来線における自動運転列車の運行に関する知見を蓄積します。
実施区間・使用車両
香椎線 西戸崎駅~香椎駅間 819 系(DENCHA) 1編成(2 両)
開始時期・実施列車
2020 年 12 月 24 日(木)9:00 発 西戸崎駅行 香椎駅出発時から
」
この香椎駅9:00出発というのが728Cに当たります。つまり自動列車運転装置の実証運転のために、毎日同じ車両を充当させるため、わざと1日1ループの運用を作っていたものと考えられます。こういう裏があるのが分かるのっていいね。