春にダイヤ改正が行われるのは、鉄道だけではありません。

バスもまた、ダイヤ改正が行われるものです。

 

今回は、この春の西鉄バスダイヤ改正で名前が消滅した「九大前」バス停の話を中心に取り上げます。

 

「九大前」バス停には昔からバスの終着点として多くの系統が運行されてきましたが、九州大学の伊都キャンパスへの移転が進むにつれて本数が減っていき、改称時点では全部合わせても日中1時間1~3本となっていました。

↑LEDが見づらいですが九大前行きのバス。このときは福岡地区に2台しかいない復刻塗装車が運用に入っていました!

 

↑2019年4月訪問時の九大前バス停。次バス停案内にある「箱崎駅北口」バス停は現在ありません。昔の名残が・・・

なお改称時に案内板が取り替えられ、この名残は見られなくなっています

 

↑バス停周囲の様子。閑静な住宅地のなかにあります

 

2020年3月21日ダイヤ改正をもって「九大前」から「箱崎三丁目」へと改称され、箱崎に九大があったという名残がひとつ消えました。

 

なお時を同じくして、その近くにあった「九大北門」バス停も改称されて、「東箱崎小学校」となりました。

↑改称数日前の「九大北門」バス停。すでに改称を見据えた準備がされていました。

 

地下鉄箱崎線の「箱崎九大前」駅は今回改称を免れましたが、いずれはこの名前も消えゆく運命にあるのでしょうか・・・

 

このほかにも、天神福ビルの解体、天神コアの閉店に合わせた改称、ヤフオクドームのPayPayドーム改称対応などあちこちでバス停名の改称が行われています。

 

今回の記事は以上です!

ー最後までご覧いただきありがとうございましたー (K.T)