2020年度が始まりましたね。2020年度も九大鉄研をよろしくお願いしますm(__)m
さて、去る2020年3月14日(土)、全国のJRにてダイヤ改正が行われました。
今回は西日本、とくに九州の動きを重点的に取り上げます。
■700系16両編成、定期運用終了
今改正で一番話題になったのはこの話題ではないでしょうか。今回の改正で700系16両編成の定期運用が終了しました。
最後まで残った定期運用は新大阪~博多間のひかり1往復でした。最終日は多くの鉄道ファンが乗車、博多駅でも多くの出迎えがありました。
↑新幹線での3色LEDも今や貴重な存在に
このマークも見納めです・・・
なお、JR東海では3/8にラストラン列車が運行される予定でしたが、昨今のいろいろな事情で運行が中止に。東海車はひっそりと引退する形になってしまいました・・・・
■415系12両快速運行終了
長年朝の風物詩となっていた415系12両編成の快速列車(門司港→南福岡)の運行が終了しました。
国鉄型車両が通勤客を満載して爆走する名物列車でしたが、ご老体に無理をさせるわけにはいかなかったようで姿を消してしまいました。これにより福岡地区での最長編成は9両となります。最終日の先頭は元勝田車のFo507編成でした。この編成は一時廃車のうわさも流れましたが現在はめでたく運用に復帰しています。
■YC1系運行開始
YC1系が長崎本線の旧線(長与経由)や大村線での運転を開始しました。
YCとは「やさしくて力持ち」の略称だそうで・・・ネーミングセンスがないとか言わない
昨年運行を開始した821系同様、派手な前照灯がチャームポイントです。
YC1系の特徴として、
○ やさしい
■ お客さまサービスの充実 ・出入り口の段差をなくし、バリアフリーの充実
■出入り口は片側3扉の両開きとし、スムーズな乗降が可能
■ 環境負荷の低減
■ブレーキ時に発生する回生電力を蓄電池に充電させエネルギーの有効活用
■エンジン駆動からエンジン発電式モーター駆動に置換えることで、二酸化 炭素等の排出量や騒音を低減
○ 力持ち
■ 安全・安定輸送の追及 ・蓄電池のアシストによる効率的な走行性能を実現
■気動車に使用していた回転機器等の機械部品減少かつ、 電車部品の活用による気動車特有の不具合を低減
(以上、JR九州のプレスリリースより)
といったことがあげられるそうです。
今後も増備が進められ、キハ66・67を順次置き換えていくことになります。
↑キハ66・67。なお、画像の車両はこの改正で運用を離脱、廃車となってしまいました・・・
このほかにも、
・香椎線で使用されているBEC819系「DENCHA」が朝1本博多駅まで乗り入れるようになった
・門司港発佐賀行き「かもめ101号」の誕生
・広島地区での快速「シティライナー」の復活
・和歌山地区での227系運用拡大
などなど動きがありました。
今回の記事は以上です!なお、明日もう1本記事を更新予定ですのでお楽しみに!
ー最後までご覧いただきありがとうございましたー (K.T)