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辻井伸行と佐渡裕&トーンキュンストラー管弦楽団のラヴェル/ピアノ協奏曲を聴いた。

ラヴェル(1875-1937)_000000000021254/item_ピアノ協奏曲、ボレロ、亡き王女のためのパヴァ―ヌ、『ダフニスとクロエ』第2組曲-辻井伸行、佐渡-裕&トーンキュンストラー管弦楽団_10812331

 

いやー~、詰まらないわ。辻井さん。才能があるのは間違いない。

ただ、ネームバリューがある分、スケジュール過密、プログラムを広げ過ぎて音楽が消化不良。

才能を食いつぶす典型だ。

 

2楽章。こんなに遅く弾くソリストがいるか?

速さのことじゃない。リズム、テンポのこと。

ライヴ録音。緩徐楽章で力を抜いているのかもしれないが、ソロって周囲を引っ張るような圧を自然と纏っているよね?

これ、指揮者もオーケストラも、完全にピアノを待ってる。

じゃあピアニスト以外が走っているのか?

違うなぁ。どのテンポに決めても、おそらく結果は同じ。

ソロのピアノが完全にオンタイム。ストレートに音の入りがオケの音に埋没する危機感があるくらい。

当然、主張、歌なんてそこにはない。スコアの音符の羅列が流れてくる。

ヒューマンチックなイメージキャラなんて必要ないでしょう。

ピアニスト。

音楽家の中でも、至高の楽器を駈るミュージシャンなのだから、楽曲から本物の音楽を掘り出してほしい