【となりの怪物くん】の特装版の特典を堪能しました。




漫画は2周目が読み終わったところ。

それはもうどっぷりと作品の世界に浸かっていて、沼のように足を取られて抜け出せないほど。


特装版のドラマCDとDVDを見ました。

あと配信されていたアニメの第1話も見ました。






〜感想〜

攻撃する気はないが、私の好き好みが詰まっているのでそのあたりの齟齬で気に障ったらごめんなさい。



漫画がメディア化されたら気になるのはやっぱりキャスト。

吉田春はドラマCDだと鈴村健一さん、アニメだと鈴木達央さん、映画は菅田将暉くん。

水谷雫は同じ並びで、伊瀬茉莉也さん、戸松遥さん、土屋太鳳ちゃん。

ヤマケンは浪川大輔さん、寺島拓篤さん、山田裕貴くん。


ハルは菅田くんがよかった。

達央さんのハルはガラが悪い。笑


ドラマCDは鈴村さんがハルで兄の優山を梶裕貴さんがあてていて、アニメだと優山は中村悠一さん。

どう決めたのかわからないけど達央さんの兄が梶さんだと声が幼すぎるかなと思うからそこにゆーきゃんさんを持ってくるってバランスって考えられてるんだなーって知ったかぶり。



シズクは伊瀬さんもとまっちゃんも良さそうに思えたけど、私はシズクは声より淡々とした口調に思い入れがあるから太鳳ちゃんも含めなにか違うなと。



私はヤマケンに甘い声を求めてない(`・ω・´)キリッ

浪川さんやてらしーを使うなら優山かなと。

てらしーヤマケンはちゃんと聞けてないからいっしょくたにしてごめんだけど…。

ヤマケンに達央さんでもよかったかなと。

ちゃんと達央さんの声とお芝居を把握してないけど、ヤマケンは色男風な甘い声よりガラとくちの悪さの印象が私は強いので。

達央さんのこと悪く言っているように聞こえちゃうかな、そんなつもりはない。

91daysのヴォルペ、かっこいい声だと思った。


岡本信彦くんは個性が立ちすぎている。

ササヤンは断然逢坂良太くん。

岡本くんは主役感がすごいんだよ。


あとマーボ役の松岡禎丞さんはびっくりするくらいマーボだった…

つぐつぐの高めの声、いいな!




アニメは第1話しか見てないが、全13話で原作の4巻までしか進んでいないと聞いて驚いた。

原作は全12巻+番外編1巻。




7巻の特装版のドラマCDは第1話がまるっと。

ドラマCDって聞いててこそばゆくなるんだけどとなりの怪物くんは意外といけた。

第1話以外はオリジナルの小話が入っていた。

思ってたより長かった。

言っても特典だし、となめてた。

盛りだくさんだった!


9巻のドラマCDは悶絶モノ。

そこのエピソードをドラマCDにするなんて絶対にころしにきてる!

私はヤマケンのキャストが不満なのでしにはしなかったがヤマケン好きで浪川さんが好きなら無事に召されること間違いなし。

原作でも興奮したエピソードを…!

そのシーンを…!

惜しげもなく…!


アニメは4巻までしか映像になってないということは8巻に入っているこのエピソードはないのか…(´・ω・`)

せっかくアニメ化したのに勿体無い(´・ω・`)


12巻のDVDはアニメの方のキャストになってました。




ドラマCDのみっちゃんさんは小野大輔さん。

聴いていてどことなく速水もこみちさんと似てるなと思った。

同じ役は同じ解釈なんかな。





となりの怪物くん。

ヤマケンがすぐ道に迷う設定があんなにチャームポイントとして活きると思わなかった!

ヤマケンとシズクと待ち合わせしたときに“シズクが5分しか待たないで帰った”ってことに私は笑っててヤマケンの「オレにしては早く着いた」みたいなセリフをスルーしてたけどそうか、迷子になってたんだね。

ヤマケンとシズクのクライマックスの待ち合わせでも「1時間遅刻」とシズクに言われてて。

急に呼び出されて向かったのに遅刻はひどいなと思ってた。

ちがった。1時間迷子になってたってことか。笑

迎えに行ってやれよ笑




「俺がひとつ覚えるたびに 優山が嬉しそうに笑う」

「でも親父の所に行ってから 俺が何をやっても 優山のことを苦しめた」

シズクにそう吐露したハル。

全巻読んでから思う。

大丈夫、優山は今もハルの成長の知らせをにこやかに聞いているよ。素直じゃないけどね。

いつだって営業スマイルな優山だから気にしてなかったけどいつも嬉しそうだった。


原作の『その47』はセリフがほぼないサイレント漫画。

シズクが忘れていったペンを自分の夏服の胸ポケットにそっとさすヤマケン。ありがとうございます!

それでこそ当て馬です!!

父親の不祥事の後始末に嫌気がさし、みっちゃんさんの家でお酒を飲んでドーナツ食べて憂さ晴らししていた優山。

きっとハルの話をして笑顔になったのではなかろうか( ^ω^ )

シズクのお誕生日会&受験組お疲れ様パーティーはほんと微笑ましい!

夏目さんのメイク術できれいになったシズク。

夏目さんはヤマケンをからかったんでしょう。

それをうけてヤマケンは素直じゃない褒め方をしたんでしょう。

そんできっとシズクは素直にありがとうとでも言ったのでは。笑顔を添えて。

楽しくパーティーを過ごす若人たちに虚しさを感じる私…笑

ゆ、友人っていいね…


ハルからシズクへの手紙。

ハル、字きたねえ。

罫線って知ってるか?

まるで自分の手紙を見ているようだ…



ハルの手紙に出てきた『物質は観測者がいて初めて存在する』という言葉。


これは…

以前“シュレディンガーの猫”を調べたときにもちらついていた言葉だ…。

調べてみた!

わかんなかった!

説明文がぜんぜん頭に入ってこない。






これとは全く関係ない話だけど昔【バトル・ロワイアル】の小説を読んでいたとき。

私は三村信史というキャラクターが好きだったので三村がしんだときは読む手が止まるほどショックを受けた。

しぬのは映画を観ていたので知っていたんだけどね( ^ω^; )


やっと続きを読む気持ちになって読み進めていたら、灯台に隠れていた女子たちが島の放送で三村がしんだことを知るシーンがたしかあって。うろ覚えだけど。

そのときに2度目のショックを受けた。

三村がしんだことを誰かが知ったことで三村の死が現実なんだなって思った。


まあ、関係ない話なんだけど。






さて。

特装版の話はなんとなくふわっと終わった。

【となりの怪物くん】かなり気に入ったのでもっと書きたいことあるけどこのあたりで。

ではでは。