宮川彬良のせたがや音楽研究所#10
を聴きに行ってきました。
半分は、音楽の歴史を面白おかしく凄くざっくりと分かりやすく説明しつつ、それに関する曲をピアノで弾いたり歌ったりで興味深く楽しめました。
下記、メモ無しの記憶でざっくり書いてます。
最近から遡って話されています。
まずは、ベートーヴェンの第九がロックで、ビートルズはクラシックという話から。
ベートーヴェンは、当時からすると新しいメロディラインを作ったのがロックで、ビートルズは意外とクラシックな曲調をアレンジでロック感を出しているということらしい。
今に近い楽譜が発明されたのが、9世紀のグレゴリオ聖歌の為のもの。
最初はみんな同じ旋律を歌っていたのが、いろいろ声の響きや合わせ方の合唱の仕方を工夫する様になって、現代の合唱の様になっていったらしい。
楽譜がない時代はどういう音楽だったかは、記録が無いのでわからない。
楽譜より記録が、というより実物が残っているので歴史がわかるのが楽器。
楽器は、古代から出土品としてある。
音階に関しては、ピタゴラスが弦を張って音を鳴らした特の響きの調和から、オクターブを発見。
[ピタゴラス Pythagoras (紀元前 582-496年)は「音の科学」の祖として位置付けられます。
「万物は数である」という考えを持っていたピタゴラスは音に対して、初めて科学的なアプローチを試みました。
大きな発見は「音程は数の比で表される」ということでした。
例えば、オクターブは1:2、五度は3:2、四度は4:3などです。
こうしてピタゴラス音律 Pythagorean tuning(リデイア施法 Lydian mode)を確立しました。
「音階の調和」という発見は後に「宇宙の調和」や「天体の音楽」という考えに発展
「万物は数である」という考えを持っていたピタゴラスは音に対して、初めて科学的なアプローチを試みました。
大きな発見は「音程は数の比で表される」ということでした。
例えば、オクターブは1:2、五度は3:2、四度は4:3などです。
こうしてピタゴラス音律 Pythagorean tuning(リデイア施法 Lydian mode)を確立しました。
「音階の調和」という発見は後に「宇宙の調和」や「天体の音楽」という考えに発展
中略
ピタゴラスは現在の「ドレミファソラシド」にあたる音階をつくりました。
最初にモノコード Monochord という機器で弦の長さを半分にすると、
音は1オクターブ高くなることを発見しました。(完全8度)]
以上wikipediaから
また音楽は古代ギリシャの学問の中でも、宇宙の真理、調和を知るための学問、四科(数学・幾何学・天文学・音楽)の1つとされていました。
[ギリシャ・ローマ時代に理念的な源流を持ち、ヨーロッパの大学制度において中世以降、19世紀後半や20世紀まで、「人が持つ必要がある技芸(実践的な知識・学問)の基本」と見なされた自由七科のことである。具体的には文法学・修辞学・論理学の3学、および算術・幾何(幾何学、図形の学問)・天文学・音楽の4科のこと。]
以上wikipediaから
そして、音楽は今に至る。
そして、皆さんがこれからの音楽の歴史を作っていってくださいね♪
という事で閉幕。
という流れでした。
楽曲は、宗教音楽のゴスペルが主。
映画「天使にラブソングを2」にも使われた第九 歓喜の歌からの「joyful joyful 」
プロのゴスペルがすっごく良かった。
場の空気感や高まりが半端なくて、終わっての拍手が鳴り止まないという感じでした。
後半のハレルヤ(メサイア)のゴスペルバージョンも、同じく宗教音楽の高まりと荘厳さもありつつのゴスペルアレンジで、フレンドリーさもあり。
何百年も歌い継がれている宗教音楽の普遍の波動感は、さすがの安定感。
第九とメサイアは、ミッション系の学生の時に行事の為に凄く練習した曲なので、親近感と高まる感じが懐かしく、心で担当メゾソプラノパートを歌っていました。
第九は年末になるとどこかしらで聴きますが、メサイアなんてホントに懐かしい!
という事で、学生の頃を思い出したりしつつ、帰途についたのでした。