社団法人ボードゲームでは、1年に1回、お盆の時期に、
「竜王戦」というタイトル戦を行っております。
今回は156名のエントリーがあり、トーナメント形式で3名を選び、現竜王と対戦し、
優勝者には賞金10万円が贈られるという試合です。
おそらく、日本のボードゲームの大会(将棋・囲碁・麻雀など既にあるものを除く)で、賞金が10万円出る大会は、ここだけだと思います。
この大会は、1年に1度の大きな大会で、社団法人ボードゲームが最も力を入れている大会と言っても過言ではないでしょう。
今回は250名の会場を抑えていたので、エンジョイ参加も含め200名を下回ってしまったという結果は、
インベント事業としては失敗です。
普段各支部で約30~50人の大会を開いているので、5支部合わせれば250人いくと思っていましたが・・・
お盆時期ということもあり、合計で198名の参加でした。
それでも約200人規模のボードゲームイベントはすごいんですけどね。
私の理想としては失敗でした。
今回の竜王戦は参加費も無料にしました。
ボードゲームの賞金を出す大会は、「賭博」にあたってはいけません。
賭博に当たらない為には、参加費は運営費のみに充当し、参加費から賞金を出さないこと
が条件です。
だいらい的に告知をしたかったので、参加費は無料としましたが・・・
さすがに今回は大赤字なので、これを続けられないなぁと思い、来年は竜王戦参加者も会費はとって運営をしようと思いました。
やはり、250名の会場費は高い!!!!!!!
大会の最後には社団法人ボードゲームとしての今後のヴィジョンと理念を参加者の前でスピーチをさせて頂きました。
今後参加者を500人を目標として、公益財団法人化をしていくことや、
賞金も将来的には100万円までしたいという想いをつたえました。
今回もスポンサーがついていたので、賞金に関しては社団法人ボードゲームの持ち出しではありません。
今後もスポンサーの数を増やしていきたいです。
さて、最後に、「賞金の税金ってどうなるの?!」という疑問に関して。
賞金にも、税金はかかります。今回は、ボードゲームの大会で優秀な成績を収めたボードゲームプロとしての「給料」として支払われますから、
所得税(源泉税)がかかります。10.21%です。
10万円の賞金に対してだと、1万210円かかります。
が!今のところは手取りで賞金10万円を渡しているので、
正確には賞金額が111,372円ということになります。
世の中のコンテストで賞金〇万円!というものには、全てこのような税金がかかるので、
その額が丸々もらえないということは、知っておいて損はないでしょう!!
今回新竜王となったなんしーは、10万円何に使うのかな・・・。
ちょっとは僕にもおごってほしいな(笑)
by岩田慎太郎