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社団法人ボードゲーム会長のブログ
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こちらは毎日更新していますので、
是非毎日チェックしてくださいね!
本日は、世界三大ボードゲームから学ぶ経営学に関して書いていきます。
世界三大ボードゲームと言えば、
カタン、ドミニオン、カルカソンヌ
と言われています。
この世界三大ボードゲームとは、世界中で言われている訳ではなく、
日本人が独自につけたものみたいです。
そもそも世界三大〇〇というのは、日本人の文化みたいですね!
『カタン』
→言わずと知れたお化けゲームです。1995年からずっとボードゲームランキング1位を23年間独占しているゲーム。
ドイツ年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞W受賞。
『ドミニオン』
→2009年ドイツ年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞をW受賞。そこからほぼ毎年新作が出ています。今では拡張が14種類登場。
今年も新作!!陰謀第二版が発売されます。買います!!
『カルカソンヌ』
→2001年ドイツ年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞をW受賞!!
こちらも拡張がたくさん出ています。
さて!!
どちらも人気のゲームであることに変わりないのですが・・・
この3つの中で、カルカソンヌだけ少し人気が落ちてきているように思います。(カルカソンヌファンの方すみません。)
これは何故かと言うと・・・
カルカソンヌに似たゲームが登場してきているからなのかなと、私自身分析しております。
2018年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞したのが、『キングドミノ』というゲームです。
カルカソンヌ同様、タイルを並べていくドミノタイプのゲームです。
カルカソンヌと違うのは、4人プレイがベストであること、(カルカソンヌは2人がベスト)
プレイ時間が20分程度で終わる手軽さ。(カルカソンヌは40分程かかります。)
カルカソンヌがゲームとしてお!!と思ったのは、出来上がった先の盤面。
古代のフランスの城塞都市カルカソンヌを舞台にしているゲームなのですが・・・
ゲームが終わった後、毎回違う城塞都市が出来上がるというコンポーネントの美しさが、このゲームの一番の魅力なのではないでしょうか。
しかし、キングドミノや、翌年のアズールなんかも、カルカソンヌに似たような要素があり、カルカソンヌをやる機会も少なくなってきているのではないかなと思います。
しかし、カタンやドミニオンは、相変わらず毎年ずっと人気です!!
これには、カルカソンヌにはないプラスの魅力がこの2つのゲームにはあるからだと思います。
カタンは、なんと言っても、唯一無二の商品力です。
1995年にカタンが発売されてから、カタンのようなゲームは発売されていません。
あるとすれば、作者のトイバー自身が出すバリエーションカタンです。
長年ずっと愛されるゲームシステムを創ったトイバーは、本当に天才です。
ドミニオンは、デッキ構築ゲームというシステムを世に送り出したセンセーショナルゲームでもあります。
しかし、それ以降デッキ構築ゲームは多数出されています。
しかし、カルカソンヌのようにその他のゲームに流れていないのは、
毎年新作が出ていること!
これが大きな要素だと思います。
常に最新作を出すことで、またそのゲームに新しい要素が加わります。
ボードゲームの拡張を加えると、元のゲームが劣化することもしばしばあります。(ゲームが長引いてしまう。強すぎる能力を持ったカードがでてくるなど、バランスが崩れる。元の良かった要素を壊してしまう等・・・)
ところが、ドミニオンはそれがないです!!
これはすごいです!!
帝国の借金や、ランドマークとかも、最初は大丈夫か?と思ってはいましたが・・・
やると面白いです!!
夜想曲の夜フェイズや呪詛・祝福のシステムも、むちゃくちゃ決まってます!!
これはすごいですよね!!
出す作品、毎年が大ヒットするって。
経営者にとっても、この3つのゲームが生み出している結果はとっても勉強になるなと思います。
常に最新作を生み出していく満足度。
これは、新メニューの開発です。
人気店でも、飽きられないような新システムや新商品を開発し続けること。
唯一無二の商品力をつけること。
他にはない強みをつくることです。
コンサルティングという仕事ならば、「私」という存在そのものが唯一無二となり、そして自分を常に研磨し続け、新たなアイデアやサービスを提供できるようになることだと思います。
BARや雑貨店も同じです。
社団法人ボードゲームとしては、
ボードゲームのプロという、日本に他ない制度や、リーグ戦システムという新しいレーティングシステムを開発しました。
幸いボードゲームの内容自体は、新しい商品がどんどん出てきてくれますが、
プラスα新しい大会、イベントなどは毎年できるようになっています。
これからも私自身、自分を研磨し続け、事業拡大、そして事業によっての社会貢献に努めていきたい所存です!!
by岩田慎太郎