第35回ドイツ年間ゲーム大賞受賞作　～花火～

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本日は年間ゲーム大賞受賞作に関して！

2013年の受賞作は、

『花火』でした！

作者は、『世界の７不思議』で有名なフランスのアントワーヌ・ボウザさんです！！

こちらのゲームは、ドイツ年間ゲーム大賞史上、今のところ唯一の、「カードゲーム」での大賞であり、唯一の協力ゲームです。

最近は、大賞をとるにはコンポーネントが重要な要素となっているため、

きっと、カードゲームでの大賞は後にも先にもこのゲームだけになるのではないでしょうか？

このゲームがすごいのは！

協力ゲームの概念を大きく変えたことにあります。

この作品が登場するまでは協力ゲームと言えば、どちらかというと重いタイプのゲームが主流でした。

有名な協力ゲームであるパンデミックもそうですが、

1時間ほどかかったり、またシステムが若干複雑で、ボードゲーム初心者には少しとっつきずらい部分があります。

しかし、この花火はルールもシンプルで、プレイ時間も15分ほどで終わります。

後に登場する、『ザ・ゲーム』や、『ザ・マインド』も、このゲームの影響はかなり受けているのではないでしょうか。

全員で息を合わせてより綺麗な花火を完成させていくというルールなのですが、

相手の意図を汲み取る力。もう少しフランクな言葉で言うと、

「空気を読む力」が必要になります。

良く周りから、「もっと空気を読めよ！」と言われる方は、是非このゲームで相手の意図を汲み取る力を楽しく学び身に付けてもらえれば思います。

カタンの交渉などとはまた一味違ったコミュニケーション力がUPすること間違いなしです！！

ちなみに社団法人ボードゲームでは、オリジナルのルールとして、

虹色花火を、オールマイティとして使えるというルールにしています。

これにより、高得点が達成しやすくかつスリリングに楽しめる仕様にしております。

また、花火のように簡単にできる協力ゲームとして、

オリジナルの協力ゲーム『ザ・ナンバー』というゲームも開発しました！

是非こちらの動画もチェックしてみて下さいませ！！

ｂｙ岩田慎太郎