さすがに今日は何も描かない。
そんな気持ちでレトロな映画DVD
「失われたミサイル」原題「The Lost Missile」
1958年モノを見る。
水爆開発競争な時代。
何だかわからない飛翔物体が低空7600mを
時速6500キロで驀進。
100万℃以上の熱を纏い通り道を幅20キロ範囲で焼き尽くす。
主人公の学者たちは「そんなスピードでは
普通ならとっくに燃え尽きてる」
「ソビエトでもそれ以外でも
あんなデザインのミサイルは見たことがない」と。
正体不明なままあと一時間で大都市NYに迫る脅威。
どう立ち向かうかというお話。
「宇宙から来たんだ。対話するんだ。攻撃はよくない。」
なんてほざくヤツも出てくるが
すでに北半球のかなりの部分が焼け野原と化している。
時間は無い。
人々の避難の中実感の沸かない子供たちの様子や
飛翔体への探りの入れ方とか
リアルなシミュレーション風で面白い。
いろんなミサイル発射の資料映像やら見どころもいっぱい。
その分主役博士一人にまかせっきりな展開はどうなの。
「そうだベイビーだ!」と一言ヒントで何か思いつくムリヤリ感とか
防護服着たスタッフがいるのに
秒でせかされ手袋一つ瀕死なままプルトニウム扱わせるとか。
あとロケットにゴテゴテ羽根とか付けない方がいいと思うわ。