70年代の恐怖。 | ロボとてんこのてん日

ロボとてんこのてん日

日々の楽描き日記。

レトロな映画VD「大襲来!吸血こうもり」

原題「CHOSEN SURVIVORS」1974年モノを見る。

核戦争で荒れた地上と

政府に選別され「人類のタネを残すため」

地下シェルターにかくまわれた

9人の男女のお話。

なぜかそこへ運び込まれる時は全員酩酊状態。

凄く怪しいビデオで上記の説明を受けるメンバー。

米国中にこんな施設があるから人類大丈夫と。

衛星からの地上の画像を見て愕然。

嵐に溶岩もはや地獄。

いきなりこんなことを言われ絶望する者

信じない者冷静に全員を観察する者と様々。

そこへ施設建設時に紛れ込んだ吸血蝙蝠群が現れる。

さあ困った。

いくら群れとは言え吸血蝙蝠があんまり怖くないわ。

肉食われるわけじゃないからねぇ。

そんなことより最初から文句ばかり言う金持ちおじさん。

ビデオ説明を信じないのはいいが

弱ってるお姉さん襲ったり

機器をいじくって大事な電気システムをショートさせたり

アスリート兄さんを煽って

エレベーターシャフト500mを登らせたりする。

コイツをどうにかしてくれないと収まらない。

のだが…。

宇宙戦艦ヤマトや日本沈没ノストラダムスの予言等々

いろいろやるせない時代の賜物ゆえ

制作者の「絶対にスカッとさせない」という気概を感じるわ。