レトロな映画VD「大襲来!吸血こうもり」
原題「CHOSEN SURVIVORS」1974年モノを見る。
核戦争で荒れた地上と
政府に選別され「人類のタネを残すため」
地下シェルターにかくまわれた
9人の男女のお話。
なぜかそこへ運び込まれる時は全員酩酊状態。
凄く怪しいビデオで上記の説明を受けるメンバー。
米国中にこんな施設があるから人類大丈夫と。
衛星からの地上の画像を見て愕然。
嵐に溶岩もはや地獄。
いきなりこんなことを言われ絶望する者
信じない者冷静に全員を観察する者と様々。
そこへ施設建設時に紛れ込んだ吸血蝙蝠群が現れる。
さあ困った。
いくら群れとは言え吸血蝙蝠があんまり怖くないわ。
肉食われるわけじゃないからねぇ。
そんなことより最初から文句ばかり言う金持ちおじさん。
ビデオ説明を信じないのはいいが
弱ってるお姉さん襲ったり
機器をいじくって大事な電気システムをショートさせたり
アスリート兄さんを煽って
エレベーターシャフト500mを登らせたりする。
コイツをどうにかしてくれないと収まらない。
のだが…。
宇宙戦艦ヤマトや日本沈没ノストラダムスの予言等々
いろいろやるせない時代の賜物ゆえ
制作者の「絶対にスカッとさせない」という気概を感じるわ。