レトロなSF映画DVD「さまよえる惑星」
原題「WAR BETWEEN THE PLANETS」
1966年モノを見る。
宇宙船、未来カーに未来都市
ドッキングベイも無くロケットからの人の移動は
かなり長距離の宇宙遊泳で行かねばならない宇宙ステーションの特撮など
見覚えがあると思ったら'65「惑星からの侵略」と同じ監督。
多分同じスタッフというかコスチュームも特撮シーンもまるごと流用。
じゃあってんでさらに5年前の同監督作「地球最終戦争」を見返してみるが
さすがに宇宙船のデザインがそっくりくらいか。
地球上で逆巻く天変地異。
それはどこからかやって来た超重力の遊星のせいらしい。
というわけで調査に行こうという風になるまでが長い。
その上日本語訳が怪しいのか
主語が抜けて何を言ってるのか判らない会話が続く。
宇宙ステーションでは「地上のニュースは士気が落ちるから
見るな」という命令が下りてたり
それを全く守ってない&チェックミスなどもきちんと伝えてない等
いろいろ人間関係がやばい。
上司から「なぜ言わなかった」というセリフが3回くらい出る。
そして何とか怪しい星に反物質爆弾持っていくワケだが
そこで待っているのは毛の生えたクレーター。
地下に行けばビニールチューブがのたうつ謎の迷路。
これ「地球最終戦争」でも見た!!
最後押し付けられた婚約者(上司の娘)VS.ヒロインの決着。
主役男がこぶ付きになったんで婚約者は身を引いたって事かしら。