自慢の長男。 | ロボとてんこのてん日

ロボとてんこのてん日

日々の楽描き日記。

レトロな映画DVD「ニューヨークの怪人」を見る。
原題「The Colssus of New York」1958年モノ。
事故で亡くなった天才息子の脳を巨人ロボに入れ
生き延びさせるパパ。
「世のためになることが息子の生きがい。
彼はまだまだ世界をよりよくするために
才能をふるうべきなのじゃ。」ってな感じ。
だが“ハイビジョン世代にはわかるまい”な
解像度の低いカメラアイとノイズだらけのスピーカーボイス
手の形になってはいるがろくに使えない両腕
何より痛みも何も感じない体の中で
目覚めた息子ジェレミーは絶叫し
「破壊してくれ」と嘆く。
必死で説得するパパ。
あの頃の息子ならこの程度のハンデなどものともせず
喜んで次の研究にまい進するはずじゃ。
そう信じているから何とも怖い。
それを見つめてる”兄貴と比べられてきた”次男の気持ちや
何も知らされてないジェレミーの嫁や子供など
悲劇要素たっぷり。
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謎の特殊能力はロボの機能とゆーより
感覚を閉ざされた脳が自然に身に着けたモノ?
と思っておこう。
いや面白かった。