皆さま、こんにちは。

9ハウスに3天体を持つ齊藤有紀慧です。

 

先日、月のサイン(星座)について4元素(火地風水)別に順番に、月が持つ性格を見てきました。

月のサイン(火グループ)

月のサイン(地グループ)

月のサイン(風グループ)

月のサイン(水グループ)

 

 

 

 

 

 

また、サイン(星座)ごとに色付けされた月という天体が、どんな場面で具体的に発揮されるかという点に関して、月が1ハウス~6ハウスにある場合の特徴を取り上げました。

XXXXXXXXXXXXXXX

 

今日は後半の7ハウス~12ハウスまで見ていきます。

 

宝石赤7ハウス対人関係・結婚相手・パートナー・他者を尊重

・身近に関わる人、特に配偶者の意向や感情に無意識に反応して気持ちが乱れやすい傾向がある。

・対人関係に母性的な保護を求めるが、他者の感情と自分の感情とを混同しやすく、それを避けようと結果的に人嫌いになってしまうこともある。

・私生活において、他者から見える部分を特に見栄え良くする傾向がある。

 

宝石赤8ハウス遺産・相続・受け取る・伝授・深く入る・霊的

・過去の感情に囚われやすく、特定の相手との関係に執着する傾向がある。

・「水が合う」集団を探し出す感覚が発達しており、勤務先等もその感覚で決定する。

・母親、母方、妻(男性の場合)からの財産を継承する可能性がある。
・幼児期に体験した家族の死や性行為の目撃が人格形成に影響していることもある。

 

宝石赤9ハウスグレードアップ・哲学・外国・外国語・出版関係

・壮大な光景や物語、思想、あるいは外国の物事にロマンを抱く傾向がある。

・夢想的な一方で、日常生活における実務が疎かとなりケアレスミスを多発してしまうことがある。

・旅行やカルチャースクール通いを趣味とし、教養を深めることで情緒的な安定と喜びを得られる。
・幼児の教育に才能を発揮する人もいる。

 

宝石赤10ハウス社会的立場・職業・キャリア・栄誉・権力

・仕事を通して人に愛されることを願い、他者からの評価を過剰に気にする。

・大衆的、あるいは女性的な感性を活かせるような職種で人気を得て成功する可能性もあるが、転職を繰り返すような人も少なくない。

・母親からの影響が職種に反映され、女性の場合、専業主婦となることが多い。

 

宝石赤11ハウス将来ビジョン・改革・友人との集まり・集団

・友人やサークル活動の仲間と一緒にいることで、情緒的な安定や喜びを得る傾向があり、結果的に家族との時間は減ってしまう。

・リーダー的な位置づけで、主に女性の友人たちとさっぱりとして付き合いをするが、感情的な衝突も少なくない。

・自分の子供には本人の自由を尊重する教育を施す。

 

宝石赤12ハウス精神世界・メディア・隠された場所・ボランティア

・ナイーブすぎる感性が社会の荒波を拒否し、自室を自分だけの「聖域」と考え、他者に踏み込まれることを嫌う。

・聖域において一人で過ごす時間を十分に持ち、質の良い睡眠を得ることが、情緒の安定において非常に重要。

・母性への憧れが強く、気弱になると幼児退行的になる。

 

7ハウス~12ハウスに月がある方は、何か当てはまるものはありましたか?

 

人は自分が欲しいけど持っていないものに対して、「欲しい、欲しい」と常に追い続けてしまい、場合によっては周りの人を振り回してしまうこともあります。

 

自分の月サインが持つ欲求がどんな場面で出やすいかを知っておくだけで、「私は○○という安心が欲しいんだなぁ」と少し離れた場所から客観的に自分の心の内側を見つめられるように思います。

 

「月」の欲求ばかり追いかけてしまうと、いつまでも「太陽」という人生の目的の宿題に手を付けられなくなってしまうので、自分の月のクセを知っておくと、振り回されすぎなくて良いのかなと思います。