キャッシング計算

キャッシング計算

キャッシング計算

Amebaでブログを始めよう!
いいかげんなもので、
律子は山田が作る朝鮮料理を食べたさに、
今度は再び週末を山田の家で過ごすようになった。
そんなある平日、鄧から電話がかかってきた。
なにやら怒っている様子である。

「中村さん!わたしのこと、忘れたんですか?
週末に電話しても受話器を取ってくれない。
大事な話、あります。
今すぐJR上野駅まで来てください」

JR上野駅の中央改札口に足を運ぶと、
鄧の大きな体が見えた。
鄧のほうでも、律子を探し出したらしく手を振っている
先ほどの怒りは消えて、
いつもの笑顔に戻っている。

「わたし、来週の頭に中国へ戻ります。
最初にアメ横での買い物、つき合ってください。
その後、大事な話、あります。
わたしから逃げる、いけないことです」

買い物を終えて、
律子たちはホテルの一階にある喫茶室に入る。
飲み物が運ばれてくると、
鄧は急に新たまった表情になり、
こう切り出す。

「中国に行って、わたしといっしょに暮らしませんか?」
「中国に行って、鄧さんといっしょに暮らすと、
どのようなよいことがありますか?

「お金の心配、全然ない。ぜいたく可能。
家事は使用人がやるから、家事をしなくてもいいです。
半年に一回、来日、可能」
「ほかによいことはありますか?」