田舎の総合病院で働く凡人救急医です。 共働きの妻と娘二人の4人で、忙しい日々をおくっております。 どうぞよろしくお願いします。
こんばんは。
僕は救急医で仕事は診断や初期治療が中心で、専門医の先生につなげていく。大分仕事に慣れてきて
診断する能力も上がってきたように思う。うまく診断できたときの達成感は格別です。
でも患者から見ればそれはこれから始まる治療の入り口にしかすぎない。僕は治療の価値は経過を見ていく
先生にあると思っている。これから生じる様々な問題に対応するのは骨の折れる作業だと思います。
だからERでうまく対応できたとしても自慢はしない。「どうだ、俺ってすごいだろ」という感じを見せない。
評価は人がするものだしね。
僕はいつも”黒子”でいたいと思っています。誰にも褒められなくても腐らずに、自分のできることを続けていく。
でも人間なので疲れる時もあって、そうしたらその仕事に固執せずにちょっと離れてみる。
何かをずっと続けることはすごいと思うけど、ちょっと変えることも勇気がいることだと思う。
どこでも雇ってもらえるように勉強は続け、自分を磨き続ける。
簡単そうにレベルの高い診療ができる、主役にならない”黒子”が僕の理想です。