仕事:自己評価が難しいという一例 | 悩める凡人救急医の仕事と生活

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田舎の総合病院で働く凡人救急医です。               共働きの妻と娘二人の4人で、忙しい日々をおくっております。   どうぞよろしくお願いします。
 
こんばんは。
 
自分の見えている世界と他人の見えている世界は違う。言い古された言葉かもしれませんが
それを実感できていないからストレスがたまっているじゃないでしょうか。
 
「俺は正しい!」という考えにとらわれすぎるよりも「これはあくまで自分の考えで、あの人には
理解してもらえないかも」といったスタンスの方が生きやすい気がしています。
 
そう、自己評価って他人の評価と違うんです。当たってる、当たっていないじゃなくて”違う”という
のが大事。
 
ここで一例です。
 
20年近く同じ病院に勤め、定年になった医師がいました。彼は退職後も非常勤として働くことを
希望しました。具体的にいうと週3回程度の外来業務です。彼が辞めるとこれまで診てきた外来
患者の引き継ぎが大変なので、この申し出は助かります。しかし2年後、彼は病院から「もう来なくて
よいです」と言われました。つまり首です。
 
何故でしょう?
 
実は彼は面倒な仕事せずに自分がやりたい仕事だけをしていました。それなのにプライドが高く、扱い
にくい人でした。非常勤になる前にも、「外来の仕事意外はしない」、「救急から依頼があっても診ない」
など色々条件をつけていたそうです。
 

首になったことを彼はどう受け止めたのでしょう?知人がそのことについて彼と話したことがあったそうです。

 

彼は「急に首にされたんだよ。長く勤めてたのにさ、ひどいよね。」と言っていたそうです。

 

                            真顔・・・

 

まさかそんな風に考えていたとは・・・

 

 

僕も末っ子で甘えたところがあるので自己評価が高めです。

でもメンタルは弱いので、他人から「大したことない」と言われたら凹みます。

だから自己評価は高すぎず、低すぎず調節するようにしています。

 

まあうまくはいかないんですけどねあせる