*産經新聞記事です。
2012.12.7 【産経抄】
 
 通勤ラッシュの最中に、駆け込み乗車を試みる人がいる。
 大きな事故につながりかねない危険な行為だ。
 それでなくても電車やバスの発車が遅れて、他の乗客に迷惑が及ぶ。

 ▼日本未来の党の比例代表候補者の名簿は、いわば「駆け込み届け出」だった。
 党の関係者が総務省地下2階の講堂に飛び込んだのは、4日午後5時に受け付けを締め切り、職員が扉を閉める直前だった。
 さらに書類の記載漏れなどのトラブルが重なって、手続きが完了したのは午後10時半過ぎだ。

 ▼嘉田由紀子代表が、「大変ご迷惑をかけた」と陳謝したのは当然だ。
 混乱の背景には、名簿の順位をめぐる嘉田代表周辺と小沢一郎サイドの確執があった。
 そんな党の実態をさらけ出す“効用”は、あったかもしれない。
 ただ東北、中国、四国ブロック名簿について、締め切り後に持ち込まれたのではないか、との疑惑は残ったままだ。

 ▼ところで、「迷惑」を人に不快な思いをさせる、という意味で用いるのは、日本だけだという(『仏教漢語50話』岩波新書)。
 中国文学者の興膳宏さんによると、「迷」も「惑」も「まよう」ことで、これが「迷惑」の本義だ。中国六朝時代に、馬車から通りがかりの美女を見そめ「空中自迷惑」、私はまるで空中にいるように心迷っている、と詠(うた)った詩人もいたそうだ。

 ▼きのうの各紙は、衆院選での自民党の優位と民主党の劣勢を伝えていた。
 もっとも半数近くが投票先を決めていない、との世論調査もある。

 ▼たとえば争点のひとつであるTPPについては、民主、自民両党とも党内に賛否両論あることもあって、主張がはっきりしない。
 多くの有権者にとって、「迷惑」はまだまだ続く。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121207/elc12120703140044-n1.htm

$ろっちたくやのブログ

 自らを中国の人民解放軍野戦司令官と称する小沢一郎。

 自民党を一人勝ちさせないために、いろいろ仕組んでいると考えられますね。
 日本のためではなく中国のために働く人を信用してはダメです。