経産省前テント村に撤去命令

経産省前テント村に撤去命令

　経産省の敷地の片隅に脱原発を訴える市民団体のテント村がある。
　設置から約４ヶ月過ぎた今月２４日になって、枝野経産相が退去と撤去を求めた。
　市民団体側は
　「絶対にどかない。
　国は狭量な態度を取るな」
と憤る。

　民族派を名乗る団体も大音量の街宣で撤去を迫る。
　「皇土を放射能で汚した東京電力はけしからんが、経産省の敷地占拠もけしからん」
と言われたことも。

　テント村は経産省を取り囲んだ「人間の鎖」をきっかけに昨年９月１１日に始まった。
　「脱原発」を訴える人がよりそう場として勝手に成長していったという。

～東京新聞１月２６日付２４面から～