6月9日 4時24分NHKニュースによると、
文部科学省が、ことし3月下旬から5月中旬にかけて福島市や南相馬市、それに二本松市や浪江町、飯舘村など福島県内10の自治体の11か所で土を採取して分析を行った結果、11か所すべてから放射性物質のストロンチウム90が検出された。
ストロンチウム90は、原発の燃料のウランが核分裂するときに出来る放射性物質で、放射線の量が半分になる「半減期」が29年と長く、カルシウムと性質が似ていて体内に吸い込むと骨に蓄積し、がんを引き起こすおそれがあるとされている。
検出された値は、最も高かった浪江町で土壌1キログラム当たり250ベクレル、飯舘村では1キログラム当たり120ベクレル、そのほかの地点では2ベクレルから18ベクレルでした。
また、原発からおよそ60キロ離れた福島市内でも検出され福島県内の広い範囲に飛散し、ほかの放射性物質と同じように原発の北西方向で高い値になる傾向にあることが分かった。
これについて放射線の影響に詳しい福島市の医療生協わたり病院の齊藤紀医師は「検出された量は、ごく少ないが、ストロンチウム90は骨に蓄積するなど健康影響がある放射性物質だけに、観測点をもっと増やして、飛散の実態を解明した方が市民の不安解消につながる」と指摘している。
今回の結果を受けて文部科学省は観測点を増やす方向で検討するとしている。
福島県民の被曝対策(特に、乳幼児、子ども、妊産婦)、内部被曝調査を早急にする必要があります
観測は、福島県外、東京でも調査する必要があるでしょう
ストロンチウム対策として、カルシウムを多く摂取して、ストロンチウムが骨に蓄積するのを少しでも減らしましょう
文部科学省が、ことし3月下旬から5月中旬にかけて福島市や南相馬市、それに二本松市や浪江町、飯舘村など福島県内10の自治体の11か所で土を採取して分析を行った結果、11か所すべてから放射性物質のストロンチウム90が検出された。
ストロンチウム90は、原発の燃料のウランが核分裂するときに出来る放射性物質で、放射線の量が半分になる「半減期」が29年と長く、カルシウムと性質が似ていて体内に吸い込むと骨に蓄積し、がんを引き起こすおそれがあるとされている。
検出された値は、最も高かった浪江町で土壌1キログラム当たり250ベクレル、飯舘村では1キログラム当たり120ベクレル、そのほかの地点では2ベクレルから18ベクレルでした。
また、原発からおよそ60キロ離れた福島市内でも検出され福島県内の広い範囲に飛散し、ほかの放射性物質と同じように原発の北西方向で高い値になる傾向にあることが分かった。
これについて放射線の影響に詳しい福島市の医療生協わたり病院の齊藤紀医師は「検出された量は、ごく少ないが、ストロンチウム90は骨に蓄積するなど健康影響がある放射性物質だけに、観測点をもっと増やして、飛散の実態を解明した方が市民の不安解消につながる」と指摘している。
今回の結果を受けて文部科学省は観測点を増やす方向で検討するとしている。
福島県民の被曝対策(特に、乳幼児、子ども、妊産婦)、内部被曝調査を早急にする必要があります
観測は、福島県外、東京でも調査する必要があるでしょう
ストロンチウム対策として、カルシウムを多く摂取して、ストロンチウムが骨に蓄積するのを少しでも減らしましょう
