山本さん、小松さん へのラブレター | 「暮らしをともにつくる小さな工務店」つみき設計施工社代表ブログ

山本さん、小松さん へのラブレター

山本さん、小松さん へのラブレター



 

左官職人の山本さん、大工の小松さん、一ヶ月強の間、本当に、お世話になりました。お忙しい中でも、第二期工期- 書斎、書庫、トイレの改修を、がっつりと、ご一緒できたことに、心から、感謝しています。

 

山本さん、小松さんの手で、日々現場に生み出されていく空間は、イメージする理想に向かって、着実に積上っていきました。これから手がける、最後の壁と杉のテーブル、建具の仕上げで、イメージを越える、愛情たっぷりの空間があの場所に現れることを、確信しています。丁寧に加工、据え付けて頂いた耳付きの杉一枚板の鴨居と、柔らかい砂漆喰と土壁のコントラストのある空間を、家族に引き渡しができることは、ぼくの誇りであり、自信になります。

今回の工期でも、まだまだ話し足りませんが、建築のことだけでなく、たくさんのことを学ばせていただきました。「建築はチームでやる」言葉だけでなくそれを実践されているお二人の姿は、建築人してのこれからのぼくの礎となります。溢れるアイディアと誠意を持って、一緒になって取り組んで下さる山本さんと小松さんを、尊敬し、感謝しています。

 

ひとつだけ残念だったことは、完成のその「瞬間」を、山本さん、小松さん、そして家族と、一緒に迎えることができないことです。 飛行機の便を遅らせて最後までご一緒できるか、ぎりぎりまで迷いましたが、予定通りの今日広島空港を発つことができたのは、最後の引き渡しを、信頼するチームに託そうと、決めたからです。

 

建築に従事する者として、心と身体いっぱいの愛情をかけた家を「引き渡す」その瞬間は、特別なものです。今回は、より特別です。愛情と誠意を持って、最後の仕上げと引き渡しをお願いする、山本さんと小松さんを、疑いなく信頼し、託させて下さい。

 

それでは最後まで、そして、これからも末永く、

よろしくお願いします。

 

感謝と敬意を込めて。

あと、愛も込めて。

 


河野直

千歳空港にて






市川市の対話する建築家 | つみき設計施工社の代表ブログ。


 

p.s


第三工期は、赤ちゃんが生まれ、少し落ち着いたころに。食堂は、木の空間、リビングは、左官壁の空間。木の空間を小松さんとともに、左官壁の空間を山本さんとともに、最高の空間を、一緒につくりたいです。最高のやつを。