広島にて。現状報告 | 「暮らしをともにつくる小さな工務店」つみき設計施工社代表ブログ

広島にて。現状報告

現在、広島県三原市の住宅の改修設計と工事を行っています。
左官職人の山本さん、大工の小松さんを中心に、現場作業がスタートしています。
誰もにとって心地のよい現場の雰囲気をいつもつくってくださるお二人は、
いろんな意味でプロだなあと感じます。今回も、学ばせていただきます。

一方、先日やると宣言した「伝える右腕」事業では、早速複数の方からの依頼を頂き、
パイロットとして走り出しています。半年間の間で、あと3社、パートナーを募集したいと思います。
伝える右腕事業を知っていただく簡単なサイトをそろそろオープンしようと思います。
また、依頼して下さった方とともに歩むサポートの一歩一歩を、ここでも発信していきたいと思います。
(最近、発信をさぼっていて、ごめんなさい!)


話は変わって、
一昨日、東京でお世話になっている、ある職人さんから電話がありました。

「もう誰かの金儲けの仕組みでしかない、かけひきばかりの仕事は、もう一切断ることにしたよ。おれは、近所のおじいちゃんおばあちゃんのために、仕事をする。近所のおじいちゃんおばあちゃんに頼ってもらえなくなったら、俺は職人をやめる。河野くんにそれを伝えたくて、なんだか電話しちゃったよ」

彼の声の様子や、現状を思うと、とても複雑な気持ちになりました。
この人は、ぼくに会う度に、「心で仕事をする」ことをいつも教えてくれた人。

心でものをつくって、人を幸せにできる人が、食えない世の中なんておかしいと思う。
でも時代は、「心」を「言葉」に翻訳して伝える手段をふまないと、他人には届きにくいらしい。
こころある誰かの小さな声は、本質を忘れてボリュームだけ大きくなった声に隠れて負けてしまう。

心を、声量は小さくとも、凛と、伝える力を。
小さな声に耳をすませる、穏やかな心を。

電話をもらって、1時間くらいいろんなことを話して、
ぼくにできることを、探していきたいと、思いました。



河野