小岩戸建てリフォーム | 「暮らしをともにつくる小さな工務店」つみき設計施工社代表ブログ

小岩戸建てリフォーム

相良棟梁のもと、小岩戸建てリフォームの現場が大詰めです。

家主のおばあちゃんは、工事中、いつも相良さんか相良さんのお父さんのとなりにいます。
とてもおしゃべり好きなおばあちゃんで、たわいもないことを話したり、
リフォームの仕様の注文をしたり、なにか作業が終わるたびに、

「ありがとう。ほんとにきれいにしてくれたね」

と言って喜んでくださいます。
家主のおばあちゃんは、このおうちで、一人暮らしをされています。
職人の相良さんや、相良さんのお父さん、わたしたちが現場にいくと、
10時のおやつとお昼、3時のおやつの時間には必ず、食べきれないほどの甘いお菓子とお茶を用意して、居間にもてなしていただき、30分近くおしゃべりをします。
特に、約1ヶ月現場に通い続けた相良さんのお父さんと、おばあちゃんはとっても仲良しです。

今日の現場は、キッチンの窓の前の納屋の解体を行いました。
納屋を解体すると、キッチンに30年ぶりに日光がさしこんで、
相良さんも、おばあちゃんも、わたしたちも声を合わせて喜びました。
30年ぶりに開いた窓は、「こういうのは年の功だから」と言って、おばあちゃんが奥からいろんな道具を取り出して、自分で掃除をしました。

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現場はあと一日で、竣工です。

「あと一日なんだね。寂しくなるねえ。でもきれいにしてもらったから長生きしなくちゃ」
そんなおばあちゃんの優しい言葉に見送られて、今日は現場を出ました。

今日は、建築の力を見ました。
棟梁と、おばあちゃんに学びました。


河野直