眠っていたバーボンボトル | きょうは休肝日?

きょうは休肝日?

すでに休肝日は諦めているのだが、いまさらブログタイトルを変えられない

昨夜のバーでの会話から思い出して、我が家の酒棚の一番奥から引っ張り出した一本。

平べったいボトルに樹脂製の大きなスクリューキャップ。無骨というか、バーボンらしいといえばバーボンらしい。

何年前のものだろう。確かに栓は開いているし、少し減ってはいるが、飲んだ記憶がない。

裏のラベルを見ると輸入者名が「三楽株式会社」。

いまキリンの傘下にある「メルシャン株式会社」のかつての名称だ。

「昭和酒造」「三楽酒造」「三楽オーシャン」と社名を変え、「三楽株式会社」となったのが1985年。そして1990年には「メルシャン株式会社」と変わっているから、その間、32、3年前から5年ほどの期間に買ったボトルということだ。

1987年にジム・ビームが新たな蒸留所で立て直す前のものなのかその後のものなのかは判断つかない。

バーボンはすぐ濁ったりしてしまうのだが、色もそれほど変わっているようには見えないし、香りも飛んではいない。

味はどうなっている?

なんとなく角が取れて丸くなっているような気がするが、そもそも「オールド・クロウ」など10年以上飲んだという記憶がない。比較のしようもないが、まあ、大丈夫そうだ。

もっともどちらにせよ私が人生の残り何年かの間にもう一度これを飲む可能性は限りなくゼロに近い。

 

棚の中の他の酒も確認してみようかとも思ったが、酒量を減らしているおりがら、妙な刺激を自身に与えるのもなんなのでやめた。

 

それより別な酒を思い出した。

我が家には「三楽酒造」が傘下に収めた「オーシャン」ブランドで出していたころの「軽井沢15年」がある。あるとき不用意にキャップの丸い玉の部分だけを握って持ち上げるという愚を犯したため、ボトル落下、中身半減ということになったのだが、残った部分はまだ健在だ。今夜、これを試し飲みすることに決めた。