昔と言っても、小学生の頃の話ですが、実家のT市M町は釣具屋などない。
どうするかというと、近くの駄菓子屋さんへ行くと釣り具が手に入るのだ。
確か釣り糸10mのが何号でも、50円。50mが200円。ウキ50円。釣り針1個1円。鉛1号10円、2号20円ぐらいだったと思います。それを買って出撃。

無くなったりすると堤防の端から端まで探すと釣り客が絡まって捨てた仕掛けがまず落ちているので、それを繋いで改造する。
もちろん竿など使わない。手釣りと呼んでいた手法です。


エサはというと、漁協のイケスを探すと底の端にエビが泳いでいる。死んでいるのもいましたが。それを網ですくってえさにする。(母が漁協に勤めていたのでできましたが…。)


そして、たまにエサが無くなると、堤防に引っ付いているフナムシ(正式名かは不明)を捕まえて餌にする。


これで釣れました。


30センチ位のタナゴやメジナが釣れる事もありました。
冬はカレイやアイナメ等も。


そんな時代でした。
長良川河口堰ができるまでは…。


河口堰ができてからは赤潮が毎年来るようになりました。


あの頃は最高でした。