毎日を大切に、悔いなく生きる*** | *qpママ子のママにみえないmamaがいい*

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むすめがふたり。
しごともかぞくもプライベートも大切にしたい、
おしゃれがすき
たのしいことがすき なよくばりかあさんのblog。

2008ねん5がつ、
高校の同級生である努くんは「ユーイング肉腫」という病気のために亡くなりました。

ちょうど、
みんな仕事だったり家庭を持ち始めたりなんかしてきて
学生の頃のように
「お盆に集まろう!!」
とかってできにくくなっていた頃だったんだけど、
その年は急遽3年ぶり?の同級会を開催。(そのときの様子→☆★☆

わたしは
同級会開催の数日前に、
「臨月入るまで安静に!!」
と言われてしまったので、
ちょろっと顔出すくらいしかできなかったのだけど汗
R氏(毎度!!笑)が企画してくれて
同級会前にみんなで努くんにお線香あげに行っていました。




今年の同級会も

「努くんのお葬式にもお線香あげにも行けてないから、
今年こそ行きたいんだけど」

って声もあって。

同級会前にやっぱり都合つくメンバーだけ集合して
みんなで努くん宅にお線香あげにゆきました。




高校時代から明るく誠実で優しかった努くん。
自然と友達が寄ってくるタイプだったので、
男子引率係的役割だった気がします。

わたしは今回はじめてゆっくりとお父さん・お母さんにお会いして
お話ししましたが、

「ああ、努くんのお母さん・お父さんって感じだなあ」

って、
愛情たっぷりあたたかいご両親の姿に
なんというかすごくしっくりきた感じをおぼえました。
(親子ってこういうものなんだね)



母親になっているわたしたちに、
「子に先立たれた親の心」を少し話してくれたお母さん。

病気を発症するまでは
スノボしたり旅行したり、
若者らしく仲間と元気に過ごしていた息子を
24歳という若さで天国に見送らなければならなくなったという状況は、
本当に一言では言い表せないものだっただろうと思います。




話を聞きながら、
正直なんと答えたらよいかわかりませんでした。
我が身に置き換えてみようとしたところで、
3歳前の娘にもお腹のあかちゃんにも全く置き換えられなくて。

でも、ただただ、
お母さんの言葉がずっしりと心に響きました。

「息子の死を乗り越えることは一生かかってもできないんだって。
でも、3年かかって最近やっと時計が動き出した感じがわかる。」





今家族が健康にいられることって
「当たり前のこと」
ではないんですよね。

毎日娘の些細なことに腹を立てたり、
怒ったり怒鳴ったり、
ガチャガチャと生活しているけど、
ふと忘れてはいけないことを考えさせられたような気がします。



$*QPママ子の「ママにみえない」mamaがいい*

これは、
大学でデザインなんかを勉強していた努くん本人が闘病中に残した作品やデザインを
ご家族・大学の友人達がみんなで手がけてできあがった1冊の本。

今回、みんなに1冊ずつプレゼントしてくれました。




たいへんな病を抱えながら、
(右足の切断などの手術も受けています。)
それでも同じように病と闘っているこどもたちの役に立ちたいと
努くんは思っていたそうです。

本を読んで、
「命」の大切さ・毎日を過ごせることのありがたさ
を誰よりも知っていたであろう彼の優しさと力強さを感じ、
なんだか力をもらったような気がしました。




これからも
くじけそうなときにはそっとお世話になってしまいそうです。
(なかなかくじけないけどね~笑




また7回忌には
努くんのもとへみんなで行って、
同級会を開催しようねって話ケアベア パープル

そしてその頃またお腹がでかかったら、
「ただのデブだと思っちゃうよ?」
と言い放たれ解散した2011ねん8がつの夏の思い出でしたem笑