イチローが引退会見を開きました。とうとうその日がやってきました。嘘ではなく本当に引退です。
イチローがメジャーに行っても背番号51でプレーする姿をその背番号と同じ51まで現役でいてくれるんじゃないか、いやいてくれ!と思わせてくれたのがイチローという人でした。何かこの人ならやってくれるんじゃないか。奇跡が起きるんじゃないかと。自分が一番イチロー以上に諦めが悪いのかもしれませんw
奇しくもイチローの引退会見が行われた同じ日にフィギュアスケート男子SPも行われました。結果は皆さんご存知の通り我らが羽生さんは最初の4Sが2Sになってノーカウント。なぜかこの日は日本勢はみな仲良く最初のジャンプを失敗するという結果に。そんな中、大学生活とフィギュアの両立ができてとっても充実して心に余裕のあるネイサンと日本が好きすぎて楽しくて仕方ないウッキウキ気分のジェイソンがワンツーに。TVで観ていたこちらも思わず拍手を送ってしまうほどのお見事な演技でした。その試合後に行われた会見での様子は明暗(というか明怒)がはっきりと分かれていました。
この会見を最後まで見た感想は”ありがとう”でした。
先に述べたようにイチローはもうこれで競技生活が最後、今後プレーする姿を見ることはできないという寂しさ悲しさがあったのですが、この時の羽生さんは早口で喋り(←心穏やかに非ず)、悔しさ怒り全開であることがよくわかりました。これは勝ちにこだわっている証拠、次を見据えている、勝ちを獲りに行くぞ!という気持ちがよく伝わりました。まだまだアスリートとしての貪欲さがあるということは本人が納得いくまでやり続けてくれるということ。まだ私たちは彼の演技を見て一喜一憂する機会があるということ。ならば勝ち続けるよりも時にはこういう日があってもいいんじゃないかと。何れイチローのような日が訪れようとも、その日その日の一瞬一瞬を眼に耳に焼きつけられる時間がまだまだあるんだと思ったら感謝しかないなと。”ありがとう”でした。
そしてネイサンとジェイソンもそれぞれがそれぞれに対して互いにライバルを認めあい敬意を払う姿は人としても立派だなと感服しました。
今日のFSはがみんなベストを尽くせるよう祈っています。納得のいく演技ができますように!!
くすぶり続けていた炎に薪がくべられ酸素をおくり風をおこして夜のキャンプファイヤーに向けて準備中
※暴れ炎により近づきすぎにご注意
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スポーツナビ フィギュアスケート編集部@sn_figure
羽生結弦がリンクサイドで異例の居残り調整8分間、フリーで逆転必ず #フィギュアスケート #figureskate https://t.co/IVhF01UdD1
2019年03月23日 12:05