バスの中でも、いろいろ考えて
だんなの声忘れちゃったな。と
悲観的になったら泣いちゃうから
悲観的にならない様に
自分に呪文をかけて
だんなが、まだ生きているのに
喪服の用意をする事に納得いかなくて
でも、いざとなってからだと
動けないし…と、なんだか考えが矛盾してて
服を買い終わって
サイゼで1杯呑んでて
お義母さんに
お母さん 今まで文句言うてばかりで、ごめんなさい。○○の事お願いします。
ってメール送って。
お義母さんから電話かかってきて
とうとう泣いちゃった。
まだ生きているのに
喪服の用意するなんて
アタシ、お兄ちゃんの事責められへん。
お母さんの時に、危篤が続いて、持ち直しての繰り返してで、しまいに兄が喪服を持参して来た時に激怒した。
あんた、お母さんに死んで欲しいんけー
罵倒までしたのに
今のアタシ何?
一緒やん。
これが大人の事情ってやつ?
最低や。
最低ー
めっちゃタバスコかけてるのに
全然ダメ。
泣くのをこらえるのに必死。
一人で逝かせたくない。
一緒に死にたい。