武蔵五日市駅から都民の森へと向かうバス路線は、周辺の三頭山などへ登るひとたちで休日はとても混雑する。




当然、バス一台ではさばけない。周辺で案内していたバス会社のひとによると、増便されるという。ひとまず安心。
ところが、増便とは、一回あたりの台数を増やし約30分おきの便の間も狭めるということではなく、発車時刻は同じで、バスを2台に増やすというものだった。この2台というのは、並んでいる人数に依存しない。そのため、その2台のバスはラッシュ時の満員電車のようになる。目的地までは約1時間で910円。山登りは年配者も多い。これでは山に登る前に体調を崩してしまう。
もちろん、バス会社としては、
・運転手の手当て
・バスの準備
など、増発にあたって負荷がかかる。ただ、客のほとんどは、お金に比較的余裕のある年配者なのであるから、たとえば、

並んでいる人数を数えて発車させる台数を決める。乗る人は必ず座れる。ただし、運賃は1500円。

なんてのはどう?

この条件でも、そんなに文句は出ないと思うのだ。ちなみに、タクシーで行った場合約1万円かかるから、5人で乗り合わせたとしても、バスのほうがまだ安い。