そういう店は時々ある。
常連さんとのお話に夢中で、一見さんのお客が入ってきていることすら気づいていないというようなケース。これは客にとって非常に苦痛である。客が来たことに気づいても、一見さんにはなんだか面倒くさそうに対応するのだ。比較的小さい店にその傾向は強い。そういう扱いをされると客としては行きたくなくなるのだが、店にとってはそんなことどうでもいいのだろう。常連がいるのだから。だから否定はしない。ただ、普通の店だと思ったはじめて入った客にとって、その扱いは針のムシロなので、ぜひ、

「一見さんお断り」

とでも大々的に出しておいてください。