こんにちは!
Starseed lightヒーラーのAIKOです。
本日はブログに訪れてくださり
ありがとうございます
先日、長野県駒ヶ根市にある
『木曽駒ケ岳』に登って来ました!!
元々山好きな私ではありますが
最近無性に
標高が高い山に登りたい!
森林限界を超えたい!!
という気持ちが湧いていました。
そんな中、ちょうど(?)7月の頭に
ヒューマンデザインで言うところの
人生の後半がはじまる日があったので
その日をどこで迎えるかを考えたところ
やっぱり山だよな…と思ったもので
登山することにしました。
ヒューマンデザインには、ウラヌス・オポジション(天王星半回帰)という44歳の転機の時期があり、人生後半がはじまるタイミングとされています。
木曽駒ケ岳は途中までロープウェイで行けて
登山初心者でも登りやすいと言われている山です。
ただ、駒ケ岳まではまあまあ遠く
日帰りは厳しそうだったので
駒ヶ根市のホテルに前泊をしました。
新宿から高速バスに乗り
駒ヶ根バスターミナルで下車をして
まず驚いたのが
街の中なのに山の香りがすること!!
バスターミナルがある場所なので
山の中ではないんですよ。
なのに、空気全体が濃い緑の香りなんです。
なんだこの素晴らしい街は!!
と感動しつつ空気の香りを嗅ぎながら
ホテルへ向かいました。
ちなみに、私は長野県の長野市出身で、実家からもそこそこ山は近いのですがこんな濃厚な緑の香りは感じたことがないです。
山までの距離なのか、そもそも街を囲んでいる山の標高が違うからか?
ホテルの部屋から駒ヶ岳方面の山が見えました
街全体が山の香りに包まれていてすごく心地良かったです
夜ご飯に食べたとろろ蕎麦とミニ山賊丼
翌朝は早朝に起きホテルを出発し
駒ヶ根駅前からバスに乗車しました。
この旅では伊那バスさんにとてもお世話になりました
この日の始発は6:00だったのですが
すでにたくさん人がいて
満員の状態で出発しました。
(ちなみに、ピーク時期になると5:00が始発になるそうです)
バスで45分程山岳道路を走りまして
駒ヶ岳ロープウェイの始点駅となる
しらび平駅へ向かいます。
ロープウェイのしらび平駅の様子
しらび平駅からロープウェイに乗り
千畳敷駅という登山の出発点へ向かいます。
後方窓側からの景色
遠くに朝の山が見えてきれいでした
ロープウェイ乗車時間は7分程。
あっという間に標高2612mまで高度を上げます。
日本最高所駅の標識がありました
ロープウェイの駅を出ると
そこに広がっているのが千畳敷カールです。
朝は雲が多かったのでちょっと暗めですが
肉眼だともうちょい明るく見えました
木曽駒ケ岳への登山を決めたきっかけが
この『千畳敷カール』に来たかったというのも
大きかったのですが
実際に見てみると圧巻の景色でした。
この"カール"というのは
氷河の浸食により出来上がった
半円形・馬蹄状の地形だそうで
そのカールが畳千枚分広がっているので
千畳敷カールと呼ばれているとか。
畳千枚分ってこんな感じか~と感動しつつ
高度順応を兼ねて景色を見ながら
おにぎりを食べました。
ロープウェイでいきなり高度を上げているので、すぐに登山するのではなく高度に慣れてからが良いらしい…という情報を見かけました。
千畳敷カール駅近くで30分程待機し
いざ登山開始です。
こんな感じの素晴らしい景色の中を歩いて行きます
さて、登山開始したのは良いのですが
いきなりコース一番の難所と言われる
「八丁坂」の登りがやって来ます
パッと見分かりづらいのですが登山ルートです
登山者の方々が点々としているのが分かるでしょうか
標高が高く、激しく動くと心拍がすぐに上がるため
ゆっくりゆっくり一定のペースで坂を登ります。
周りの景色が本当に素晴らしかったので
景色を嗜みつつ登りたかったのですが
思った以上に息があがるので
なかなかそうは言っていられませんでした。
でも、今思うとこの登りが一番楽しかったかも!
トレランの時もそうだったのですが
下りよりも登りがの方が俄然テンション上がるタイプです。笑
途中で見かけた高山植物①
シナノキンバイかミヤマキンポウゲか?
途中で見かけた高山植物②
これはチングルマですね
天空のお花畑
ちょいちょい写真を撮りながら息を整えつつ
八丁坂をクリアし「乗越浄土」に到着です。
「のっこしじょうど」と読みます
この辺りからだいぶ別世界
ここからは稜線に出るので
景色がガラッと変わりまして
緑よりも岩が多いエリアになりました。
そして次のポイントとなる
「中岳」を目指して歩きます。
辺り一面こんな景色
宝剣岳と中岳の分岐
宝剣岳は初心者には難関すぎるのでスルーです
奥に見えているのが中岳かな?
中岳目前の登り
千畳敷カールから木曽駒ケ岳を目指す場合
この中岳を一旦挟む必要があります。
なので、中岳に登って下ってから
木曾駒ケ岳の山頂を目指して
あらためて登る感じになります。
なのですが…!
なんと中岳の下りの写真が一枚もありませんでした
割と大きな岩がゴロゴロしていて
傾斜もそこそこある道を下るので
撮影の余裕がなかった記憶があるので
そりゃそうか、というところですが。
更に、ここから先の写真に関しては
どれも似たような景色を撮っていて
どれがどの景色だったのか正直分かりません
時系列でそれっぽく並べてはいるので
まあ…何というか雰囲気でお楽しみください!笑
これは中岳をおりて、木曽駒ケ岳の山頂を撮った図だと思います
駒ケ岳に登っている途中に振り返った図?かな??
奥に写っているのが「頂上木曽小屋」です
なのでだいぶ頂上が近い段階です
写真の解説が非常に雑で恐縮ですが…!!
駒ケ岳の山頂に近づくにつれ
空にかかっていた雲の間から
青空が見えるようになりました。
標高が高いからか空が青いこと!!
このブルーは地上では見られない色なので
やっぱり山は良いなあと。
これは恐らく木曽駒ケ岳山頂からの景色です
山頂近くに来ると
空というかもはや天が近い感じがして
全ての感覚が研ぎ澄まされるなー
みたいな気持ちになっていました。
何というか…
思考したくてもできないというか
人間的な思考が頭から勝手に抜けて行くんですよね。
その状態になると
普段の自分がいかに色んなものを
纏っているかが分かるし
それが無くなった時の自分がとっても新鮮で。
人という殻がなくなった状態で
ダイレクトに地球と向き合うしかない感覚が
ちょっと怖さもありつつも心地よかったです。
というか、頂上付近はとても風が強くて立っているので精一杯で、うっかりすると転がり落ちそうで。
こういう人の息吹がない世界においては、一歩そちらに踏み入ってしまえば人なんて一瞬なんだな…と感じまして。
そういった意味でも「命」というものがダイレクトな感覚でした。
山って色々ありますし
標高が高ければいいという訳でもないだろうけど
やっぱり森林限界を超えたあたりから
エネルギーの感覚が全然違う気がします。
地上にいるとどこへ行っても
人間を含む色々な生き物のエネルギーを感じるけど
山の上だとその干渉がなくなるので
より自分をクリアに感じられるというかね。
これはあくまでも"今の私"にとってはですが
自分が最もクリアになる場所=山の上なので
人生の節目の日にそこに行く必要があったのかな?
という気がしてなりません。
遠くの方に御嶽山が見えました
前の写真とほぼ同じですが
そんな感じで無事山頂に到着したのですが
山頂付近は人が多くて落ち着かなかったので
ちょっとだけ休憩して下山することに。
駒ケ岳の山頂から中岳まで下り
さっき下った中岳をまた登って下って
千畳敷カールを目指します。
中岳を登る前?もしくは下った後か?
空の色が美しかったので撮影した一枚(多分)
途中で出会ったイワヒバリちゃん (真ん中の石の上に鎮座してます)
遠くの空から飛んで来て目の前に着地して完全に目が合いました
そして信じられないくらい美しい歌声を響かせながらまた空に戻って行かれました
右手に見えるのは宝剣岳
宝剣岳に雲が迫っているように見えました
(ちょっと宇宙船味もあるような?)
宝剣岳の山頂に人が立っていらっしゃいました
あそこまで登れるのは強者の方だけなので尊敬の気持ち
下りは宝剣山荘に寄って
トイレをお借りしたりお土産を買ったりして小休憩。
宝剣山荘にはソフトクリームがあると聞いたので
楽しみにして行ったのですが
この日は軽食メニューはありませんでした。
頂上山荘もお休みだったし微妙に時期が早くてやっていなかったのかな?
カレーや豚汁などのお食事メニューはありました。
ちなみに一応書いておくとトイレは200円で利用できます。
気を取り直して近くのナイスビュースポットにて
持参したおにぎりを食べました。
うっすらと残っている雪を見つつおにぎりをいただきました
休憩して回復したところで
千畳敷カール駅を目指して更に下ります。
八丁坂を上から見た景色
ふと上を見上げるとこんな感じ
天空の楽園ですね〜
千畳敷駅が見えて来ました
始発のバス&ロープウェイで来たので
頂上に行くまでは感じませんでしたが
下りコースの途中から
かなり人が増えて来ていて
千畳敷駅に帰って来た頃には
まあまあな混雑具合でした。
登山をせずに千畳敷カールをハイキングする方も多いそうです。
それでも十分に楽しめますもんね。
千畳敷駅を出発して
戻って来るまでに4時間弱位だったかな?
そんな短時間で頂上まで行けるとは
私のようにサクッと標高を稼ぎたいタイプにとっては
本当にありがたいことでした。
無事に下山したところで
ホテル千畳敷にあるレストランで
ポテトとアイスコーヒーをいただきました。
下山後のコーヒーがおいしかった…!!
ポテトも揚げたてホクホクでした!!
千畳敷カールを眺めつつ休憩し
お腹もいっぱいになったところで
ロープウェイとバスを乗り継いで
地上に戻りました。
帰りの高速バスまで少し時間があったので
バスターミナルのすぐ近くにある
『菓子店 midi』さんに寄り
美味しいケーキをいただきました
疲れた体にケーキとコーヒーが沁みました…!!
お店の雰囲気もとっても素敵でした
そんな訳で色々と満たされた状態で
高速バスに乗り込み東京へ戻ったのでした。
今回は本当に登山だけをしに行った旅でしたが
充実した旅だったな~と。
そして不思議なのですが
当日のことを思い出しながら文章にしていると
あの日感じたエネルギーが戻って来る感覚があり。
地上にいると数日で薄れてしまうのですが
まだ繋がっているんだな~と思うと
ちょっと嬉しくなりました。
ざっくりではありますが
これにて木曽駒ヶ岳登山レポ
終了でございます!!
それでは、本日はお付き合いくださり
ありがとうございました