28歳の頃2
これは、あなたにも話した話だが、
記憶が正しければ、28歳の頃、
そのときに付き合っていた彼女が
結婚してしまったのだった。
そのときも懸命にもがいていたのだ。
事実を事実として、受け入れがたく、
結局、彼女の結婚式(教会なので誰でも入れる)にも
列席してしまった。
今の自分だったら、そこまでしないだろう。
もっと早くの段階でさっさとあきらめていたことだろう。
ホントのハナシなのだろうかと疑っていたのだ。
心のどこかで。
2日前まで電話がかかってきていた。
「いよいよ・・・」など言いながら。
その後、1年は待っていた。
もしかしたら、うまくいかなくて
戻ってくるんじゃないかと思いながら。
さすがに1年経って、ようやく事実を
受け止められるようになった。
気持ちを切り替えようと、きっぱり
あきらめたのは、ようやく30歳に
なってからだ。
その彼女も、村上春樹さんが好きで
本屋に新刊出てたよ、と連絡。
本が発売されるとその翌日には、感想を
述べあっていた。
(もうひとり、高校時代にも村上さん好きの子がいた)
今でもたまにメールをもらうのだが、
すっかり友達になっている。
わかれてから続けられるというのは
あまりない。ほんとにない。
たいがいが泥かけ仕合的になって、
後味悪くわかれてしまいことが普通だ。
そういう意味では貴重だ。
qool