Wordを使用していて、間違えて上書き保存してしまったファイルを復元する方法はご存じですか?
- 保存するつもりはなかったのに間違えて保存してしまった
- 編集中のファイルを保存しないで閉じてしまった
上書き保存してしまったけど復元できないかと悩まれる方は多くいらっしゃいます。
この記事では、「Wordをバージョン履歴を使って復元する方法」について紹介していきます。
Wordをバージョン履歴を使って復元する方法
ファイルを閉じてしまった後でも、上書きする前に復元することが可能です。
こちらの方法は、「自動回復の設定が有効になっている」「データをOneDriveに保存している」場合のみ有効です。
該当のファイルを開き、【ファイル】タブをクリックします。
【情報】をクリックし【バージョン履歴】をクリックします。
文章編集画面に戻り、右側にバージョン履歴が表示されます。
保存された履歴が表示されるので、復元したい状態の物をクリックすると別ファイルとしてファイルが開きます。
Wordで復元を行えるように自動回復を有効にする方法
上記で説明した保存されていない文書の回復と、バージョン履歴で復元が行えるように自動回復を設定をしておきましょう。
Wordを開きます。(どのファイルを開いてもかまいません)
【ファイル】タブをクリックし、【オプション】をクリックします。
詳細設定のダイアログの【保存】をクリックします。
ブックの保存項目の中の下記の2項目にチェックを入れます。
「次の間隔で自動回復用データを保存する」
「保存しないで終了する場合、最後に自動回復されたバージョンを残す」
自動回復用データの保存間隔は任意で設定してください。
設定を変更したらOKボタンでダイアログを閉じます。
保存されていない文書の回復はPC内に保存していても利用可能ですが、
バージョン履歴を使用してデータの復元をするためには、自動回復を有効にしてOneDriveに保存する必要があります。
万が一に備えてOneDriveに保存することをおすすめします。