兵庫 播州清水寺② シャクナゲの道をのんびり
帰る処は 山ふところ
清らな川のほとり
どこまでもつづく空の下
やわらかな土の色
巡礼歌集より
標高552mの御嶽山(みたけやま)に建つお寺で見事な眺めの静かで落ち着いた山寺です。
西国三十三所の札所となっている「大講堂」。725年に行基が建立しましたが焼失。1913年に再建された、間口が九間ある立派なお堂です。現在のお堂は1913年に再建されたものです。
手水舎
境内のシャクナゲの道。森のあちらこちらにシャクナゲが咲いていました。5~6月。
花言葉は「威厳、荘厳」。漢字では石楠花。ネパールの国花。
もともとは高山性の植物で日本にも数種が自生する。
古くは神に捧げる木、忌み木とされ、庭木や植栽にする類の花木ではなかったようです。
「薬師堂」 創建は清盛の義母『池の禅尼』。 昭和59年11月3日再建落慶。 東京芸大 藪内佐斗司教授作「十二神将」が安置されています。
薮内佐斗司さんと言えば、奈良ゆるキャラ「せんとくん」の作者。
いかにも武将らしい十二神将ではなく、十二支の動物を前面に押し出した特異なキャラクターで、かなり愛らしい薮内ワールドな作品になっていた。
十二神将っぽくありません。不思議な国のアリスに登場しても違和感が無さそう。
次週は 兵庫 播州清水寺③ おかげの井戸 覗き込んで・・・