滋賀大津 立木観音 ⑤ 子どもは観音様と一生に一度のお手合わせ

 
800余段の石段を登って立木山の境内に着きましたら、合掌一礼してお参りしましょう。
立木観音の石段は子どもなら5~6歳ぐらいから上がれるかと思います。 
もっと小さいお子さんを抱っこしながら上がっているお父さんなどたまに見かけます。 (^ー^)ノスゴイ♪
おそらく子どもは観音様と一生に一度のお手合わせをしてもらえるからなんでしょう。
お手合わせとはマジックで手形を書いて、それを観音様のお手と合わせて下さるもの。
「観音様がいつまでも守っていてくださりますよ」という意味らしいです

境内を眺めて休憩。
険しい参道に思わず御茶所にて一服。観音様からおさがりのお茶等をいただけます。柚子茶もあった

壁には古い奉納額がならぶ

豆撒きの様子・護摩修行の様子

立木山の額

お参りされたら、まず手水にて身と心を清めてください

帰る時にも合掌一礼しお降りましょう。


標高305mの中腹まで、急な石段を800段昇る.。東京タワーを歩いて登るくらいになる

 
美しい清流瀬田川に面してそびえ立つ立木山(標高305m)の中腹まで、急な石段を八百余段昇ると弘法大師が1200年前に刻まれた聖観世音菩薩がお祀りされている立木観音堂にお参りできる。
このハードさは、ご利益を体感^^♡

平安時代前期、山に光を放つ霊木を見つけられた弘法大師が瀬田川の急流で渡れずにいる所、白い雄鹿が現れて、大師を背中に乗せて川を跳び越えられ、霊木の前まで導き、雄鹿は観世音菩薩のお姿になられました。以来、この地は「鹿跳(ししとび)」と呼ばれています。

弘法大師と鹿

瀬田川沿いの立木観音上り口


立木観音おわり・・・
次週は 兵庫県西宮甲山 神呪寺 ① 神呪(じんしゅ)は呪文、マントラ、仏のご真言のこと 新西国21番霊場