大阪摂津 川西満願寺① 一風変わった仁王門 多田源氏ゆかりの地 新西国13番

 

聖武天皇の命をうけ、諸国に諸願達成の霊場を建立した勝道上人が摂津国の満願寺として神亀2年(725年)に開いたのがこの寺であるとされている。その後、源満仲が摂津守として多田に居を構え、当寺に帰依して以来源仰が厚くなり、更に周辺の有力者の崇敬も集め大いに栄えたという。

宝塚市に囲まれた川西市の飛び地にあり、阪急電車の雲雀丘花屋敷駅・川西能勢口駅、JRの川西池田駅から阪急バスでアクセスできます。

 

境内は落ち着いた雰囲気で、入り口の前に商店が一つあるのみです。ここから川西・能勢方面へ抜ける山道があり、ハイカーたちの通るルートにもなっています。

 

長い階段がつづく。 清荒神から中山連山をハイキング。その途中にあある。

満願寺の一風変わった仁王門は見る価値があり、また、満願寺の八十八ヶ所巡りは30分ほどで巡ることができる。

 

この寺の「山門」は他の寺では見ることのできない珍しい形をしている。明治14年(1881年)に再建されたものといわれている。

 

 門の左右に安置されている「木造金剛力士立像(仁王像)」は多田院にあったものを移したといわれており、鎌倉時代末期の作とされ、兵庫県有形文化財に指定されている。

 

 

 

 山門をくぐり参道を進むと、途中100円の入山料を入れる箱が置いてある。のんびりした山門風景です。

 

 

次週は 大阪摂津 川西満願寺② すべての願いが叶う満願寺の仏の功徳 新西国13番 です。