小学校4年生のある日、
近所で遊んでいたときのことです。
2つ年下のユウコちゃんが、持っていたお菓子を食べ始めた。
彼女の従妹従弟たちが、「ちょうだーい」 とユウコちゃんに駆け寄った。
箱の中に残り1つだったお菓子を、目のまえの従妹たちにではなく、「クミちゃん、ハイ」と差し出した。
私は「え?」っと思った。
そして貰ったお菓子を彼女の目のまえで、半分にして2人に手渡した。
その間、私はなにも言葉を発することもなく。
彼女の従妹従弟が、
1つのお菓子を競って取り合って”ワーワー”言うかもしれない、
争うかもしれない、泣きだすかもしれない。
何も起こっていない現実に、
起こる前に、
自身の不安を 無くそう・防ごう とすることだけ考えていた。
お菓子を食べた2人を見て、ホッとしていた。
不安を”なんとかしよう”としたために、
貰ったお菓子を受けとることができず、
どう思ったかを伝えることもなく、ユウコちゃんとは、ぎくしゃく し始めた。
「ユウコちゃん、2人にあげたら?」
その言葉自体が出てこなかった。
「え、何で私に?びっくりー」
自身の不安を実況してそのままを伝える という選択もあっただろう、そのままを。
セカンドバースファシリテーション(SBF)で、
言葉を知らず、そもそも用いる言葉自体を持っていなかったことが分かりました。
そのことはショックでした、なぜなら、会話ができていなかった ことを意味しているのです。
ただ、分かったことで私は安心し、ラクになりました。
SBFのサポートは、セッションを受ける方それぞれの変化が起きます。
本当の自分になりたい方のサポートをするセッションです。
臆することなく、
自分を諦めることなく、
本当の自分になることに迷うことなく、
命がある そのままを、ご自身の目で見て知って行ってください。