あかるくずぶとく

あかるくずぶとく

関西にて役者として活動中、中嶋久美子(キャパシティせまめ ユニットまいあがれ)のブログです。
活動のご報告、日々のこと。書き綴ります。



ネコ・ザ・メタボと中嶋久美子による


滋賀発☆実験的コメディユニット

キャパシティ狭め


その名のとおりキャパシティは狭めで。基本的には1コインで。

実験的なパフォーマンスをしているユニットです。


コメディだけではなくダンスも芝居もいろいろやります。


ブログもあるよ→http://capa-sema.tumblr.com/


お問い合わせはこちら→ capa.sema@gmail.com

ついに宣伝もしないままに、お礼の文をあげるような大人になってしまいました。


こちらをずっと読んでくださっている皆さまには心よりお詫び申し上げます。




先週、大阪を席巻した一大イベント「10周年合同記念事業 #三等カヨあがれ」が無事に終了致しました。


もともと「共同作業」というものがすこぶる苦手な訳ですが、大人になったし。演劇なんて基本的に共同作業の連続だし。

いつか、(しかも早いうちに)やらなければならないと思っていた演目だし、今回の合同公演という企画におんぶにだっこで乗っからせて頂いた次第でございます。


わたくしと米山真理のユニット「まいあがれ」は「こと座イプシロン星」という演目をやらせていただきました。

これは四年前に彗星マジックの作、演出 勝山修平さんに書き下ろしてもらったリズムに乗せてセリフを吐き続ける2人芝居で、初演時は諸々の都合で朗読スタイル。ド•コロナ禍だった為マスクをつけての上演でした。


その後はわたしが滋賀に引っ込んだりで、でもこの作品は本当に良い作品なので色んなところで米山真理が素敵な相方、金澤宏美さんとタッグを組んで上演を続けてくれていました。


それでも折に触れてヨネちゃんは

「なんとしても中嶋とやる、この演目を大阪の皆さんにみて欲しいんだよぉ」と言い続けてくれていました。


こんな事、言ってもらえるなんて、そんな嬉しいことありますか?


そして勝山さん。

勝山さんのことは演出家として本当に信頼しています、というのをなかなかご本人に伝えられる事がないんだけど。


私が演劇を好きで続けられたのはこのお方のお力がかなり大きい。

そして、彗星マジックとで会えた事がかなり大きいな、といま書きながら本当にそう思いました。


「初めまして」でも素晴らしい作品は充分つくれると思うのですが、長年時間を共にした人たちとしか作れない空気もまたあると思います。

もちろん「初めまして」でもそれを演じるのが演技だとおもうのですが、なんか、こう、理屈を超えたところで。


わたしは、ヨネちゃんと舞台にいるとき、なんにも心配ごとがない。

絶対に大丈夫っておもってる。


お客様へのお礼を書くつもりが、ヨネちゃんと勝山さんへの告白になってしまいました。


肩ひじはった計算に計算を重ねた文章はnoteの方にあげますので、こちらは垂れ流しでご容赦下さい。

こういったものを書き残すのも、良いじゃないですか。どうですか?


勝山リズム芝居シリーズは今2作品ありまして。

「テレグラキ」

「こと座イプシロン星」


2人の人間がいればどんな広いところでも狭いところでも明るくても暗くても上演ができる演目です。

勝山さんも色んな人にやってほしいって言ってました。

ぜひ、たくさんの人の手に触れてほしい作品です。


そして「演劇を続けられたのはこの人たちのおかげ(彗星マジックに並んで)同率1位」の「カヨコの大発明」のお二人。

今回素晴らしいキャスティングで、演劇やってきた我々の心をえぐりにえぐる脚本で、めちゃくちゃ偉そうな事いうと「二朗さん、演劇上手くなってる…」とびっくりしました。


三等フランソワーズさん。

中川さんとは、以前彗星マジックで共演させて頂いたものの、あまり同じシーンでなかったりお話しする機会が少なかったのですが今回ご一緒させていただき、中川さんがたくさんの方に愛される所以を見たような気がします。


わたくし達まいあがれも、同じ10年と並ばせて頂いてますが休み休み公演をやってきた私たちなんて足元におよびません。

三等さんこそが10年本当にきちんと活動されてきた劇団です。

あんなに演劇の文句ばっかりゆってるくせに、こんなに演劇のこと好きなんかい。と、心の中で突っ込まずにはいられませんでした。


ほんとに素敵なメンバーでお届けしました。

ご覧くださった皆さまありがとうございました。


もし!今回見逃したかたも!

定点映像データを!!!!

10月20日(月)まで限定で販売することに致しました!!!

下記サイトよりお申込み後、メールにて振込先のご案内を致します。

料金は2500円となります。

劇場でのご観劇されてない方でもご購入いただけます。



ぜひぜひよろしくお願いします!


それでは、しばらくひっそり暮らして、またそのうちお会いしましょう!


ありがとうございました。




告知もしていないのにお礼でどうするんだ、という感じですね。


Xアカウントの気楽さ、しかもnoteを始めてこのアメブロの存在意義が問われるなか。


特別「やめます」というものではないしこのようにぽつぽつと書いていければいいかな、と。


そんなわけでINDEPENDENT: MZD (先月の末に無事)終了致しました。


先ほど清算会という、お芝居の世界で運営側からもらわにゃならんお金をもらってついでに酒でも飲んで喋ってこれにてこの公演のあれこれを終わりとします、という会を終えて。


自分自身も演劇の公演を終わった後の、あの密度の濃い毎日がふと終わり、これから10年20年と続く日常に、クラクラとする


いわゆる「ギャップ」なんでしょうが


演劇の時間と日常との隙間にヒュッと落とされたような足場のない感じ。


目先の目的の無い、稽古だ本番だ、に追われない日常をどう過ごせばいいのかわからなくなるちょうど2週間くらいの期間を終えて落ち着いたところです。


みなさんこんな感覚はあるんでしょうか?

どうなんでしょう??

あるとすればどうやってこの感覚と付き合っているんでしょう?


こんなことを、繰り返すのがしんどくてすこし演劇と距離を置いたところもあるな、と、ふと思い出しました。


さて、一年ぶり◯度目の一人芝居「次の場所までさようなら。」

久々にご覧くださったみなさま、初めて見てくださったみなさま、気にかけてくださったみなさま本当にありがとうございました。


大阪での上演はセレクションツアーぶりということで、「また見れるとは!」というお声を頂いて本当に色んな人に愛された作品なんだな、と嬉しく思いました。


また、カヨコの大発明presentsということで、INDEPENDENT 関係で呼ばれるのとは少し違ったプレッシャーの無さ。

やはりINDEPENDENT で招聘されるというと、「面白かったアレをまた見たい」とおもってもらっているということで、絶対にすべるわけにいかない、というプレッシャーはありますよね。


なにより今回は泉さんがまた関わってくれる、という安心感も手伝って本当に楽しく稽古も本番も進みました。


何あっても責任は三分割だ、的な。


終演後のご挨拶も、いろんな方が声かけてくれて。


私が昔に所属していた団体からずっと見てくれているお客様から、「あなたのお芝居が好きだったから見に行ってたんだよ」と言っていただいたことが本当に嬉しくて。

とにかく自信がなくて苦しくて辛い時期もあったのですが、すべて報われたような気持ちでした。

ありがとうございます。


あとこのチームの生みの親、石田さんに会えたことも嬉しくて。

体格共々立派になられて…‼︎‼︎と喜んで頂きました。

あなたがいなければこの芝居は生まれなかった。

本当にどれだけお礼を言っても足りません。


思い出話はどれだけでもできてしまうのでもう自粛します。

13年もやってると、「次の場所」もやりながらほんとに辛くて大変だったときもありましたが、毎回冒頭の「神様は…」のセリフを言うたびに自分にはできるんだ、という元気が湧いてくるから不思議です。

こんなエピソードはひとつも必要ないコメディです。

とにかく気楽に笑って楽しんでもらおうと、稽古場ではゲラゲラ笑いながら作りました。


再び大阪で上演できる機会を作ってくれたカヨコの大発明にはとても感謝です。


滋賀に引きこもっていますが演劇をやめたわけではありません。

人とセリフを交わす演劇もまだやりたいです。


どこかでまたお目にかかれる日まで。


ありがとうございました!








仲良しの有元さんに

「中嶋はゴールデンウイークはなにしてるの?」

とフワッと聞かれたのがいつ頃だったか。


有元さんは律儀な方なので、いかなるオファーもお電話で連絡をくださる。

そしてその前には必ず

「今から電話していい?」

という奥ゆかしい恋人のようなLINEをくれる。


「ミュージカルシーンに出て欲しいんやけど。

振り付けは小野村優ちゃん。後のメンバーは優ちゃんが呼びかけてくれている」


というオファーに返す返事で


「全員優ちゃんにあつめてもらえ」とお断りをした。


ダンスはもちろん大好きだが、かれこれ何年もまともにダンスのレッスンにも行っていない。

独特の一人芝居でしか舞台に上がっていない。

いよいよ体重も大台に乗ろうとしている。

なにも40代に指の先を引っ掛けた、顔も普通の私をわざわざ使うことはない。

シーンを華やかに彩ってくれる若くて美人でダンスの上手な人を1人でも多く舞台に上げなさい。

その方がきっと面白いはずだ。と丁寧にお断りをしたところ、電話の向こうの有元さんに

「そんなのはどうでもいい。カヨコの世界観を分かってくれている中嶋に出て欲しいんや!」

とド直球にお願いされた。

加えて、明るい楽しいシーンになるから、上手いとかでなく楽しく踊ってくれたらそれでいい。と。


とにかく過去にたくさん酒を奢ってもらっている恩があるのでひとつ引き受けることにした。



後日、SNSでダンスシーンのメンバーが発表されたとき、現役バリバリのみなさまの中に混ざれる気がせずすぐに有元さんに「話がちがうやないかい!」とLINEした。

有元さんも「こんなことになると思ってなかった」と言っていた。

それほどに豪華なメンバーだった。


余談ですが、SNSでの発表に際して自分の写真を用意してほしい、という指示があったのですが

本当に自分の写ったろくな写真が無くてなんとかかき集めたのがこの3枚








これは色んな方から

「もっとなんとかなったやろう」

と言われた。

まじでこれしか無かった。


まだこれからも役者を名乗るなら、年に一回はまともな顔の写真を撮っておこう。と反省した。


とかなんとか、文句ばっかり言っていたがやっぱりダンスは楽しい。

短いシーンだけれど優ちゃんが本当に丁寧に、外側からも内面からも何を表現したいかをわたしたちに伝えながら引っ張っていってくれた。


ミュージカルメンバーたちも本当に達者な人たちばかりで、1を聞いたら10も20も理解して補える人たちでとにかく集中して稽古は進んだ。


そして本番はご覧の通り、我々が登場すると笑いが起こる。二朗さんのやりたかったことはきっときちんと表現されていたと思う。


かれこれ10年以上の付き合いになるヨネちゃんからも

「くーちゃんってちゃんとダンスできるんや…」

と言われたのだからなんとかなっていたんだろう。

上手前のあたりで拘りの表現をしていたのも、ちゃんと見つけてくれた人たちがいたのでとても嬉しかった。


二朗さんとも度々話したことがあるのだが。

若い演劇人とはどこで知り合えるのだろうか?

もう若い演劇人なんて居ないのではないだろうか?

こんなにも手間のかかる、労力のかかる効率の悪いことをやりたがる若者なんてもう居ないのではないだろうか?


しかし今回たくさんのひとまわり以上年下の若い表現者の方々とご一緒できて、こんなにしっかりした人たちが演劇をやっていたのか。と驚いた。


1日目終了後は、彗星マジックの新しい劇団員の方々ともすこしお食事させていただき。

10年ちょっと前の自分自身もきっとそうであったように本当に若くて希望にあふれてキラキラしていた。


どうか悔いなく、楽しく演劇を続けて欲しい。

まわりには気の狂った先輩方がいる。

どうかしているけどきっと力になってくれる。

やりたいことを思いっきりやってほしい。

健康に気をつけながら。



そして中之島の本番の約1週間前

夜分に有元さんからLINEが届く。

「今電話大丈夫?」






もしあのタイミングでわたしが断ってたら、あの人たちどうするつもりだったんだろう???