今日、会社の先輩にこんなことを言われた


「昔に比べて災害が少なくなったなぁ、お前たちももっと出場したいだろ?」


それを一緒に聞いていた同期からも

「最近、出場ないっすね。火災とかもっと出たいなー」

という言葉がでてきた



先輩は50代後半
若かった頃は今と比べものにならないくらい
火災が多かったらしい

だから
経験はたくさん積めた

確かに消防士として経験や技術が向上することは
市民にとっても望ましいことだと思う
訓練と実災害の経験値の違いは
ルーキーの俺でもわかる

実災害をもっと経験したいという気持ちはあるけど
あくまで俺自身の考えだけど
災害なんて起こらない方がいい


火災にしろ救助にしろ救急にしろ
災害は不幸しか生まない

火事になって家を失った人
交通事故でケガをした人
脳梗塞で突然倒れた人
結果、亡くなってしまう人
その人たちの家族、友達

幸せになる人なんて一人もいない


先輩たちの言うこともわかるけど
やっぱりこういう仕事をしてる人間は
思っても災害を望むような発言は
しちゃいけないんじゃないかな・・・


わかるけど、わからない(というか、わかりたくない?)

複雑な気持ちになった一日でした(x_x;)