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今回は、ADHDと自覚がなかった頃の私が、夫から受けていた理不尽な仕打ちにどれほど翻弄されていたか想像してみて頂きたいと思います。。
夫の望み通りになったのが、良かったのか悪かったのか。。
結婚するまでは（と言っても付き合い始めてすぐ結婚しちゃったのでめっちゃ短い期間しかない）私の希望を優先してくれていた気がしていたのですが（もはやそれも気のせいかも）釣った魚に餌はやらない。いや、本心を隠さなくなったというか。私に見せてたのはただの外面でした。
家族は夫の付属品。
夫が右と言ったら(言わずとも察しろレベルまで行ったかな・・)全員が喜んで従うのが暗黙のルールとなっていました。。
私はそれでも抵抗してたんです、対等だと思ってたので。
ここは北朝鮮か！？って喰ってかかって。そしたらだったらとっとと脱北しろ💢と言われたこともあります。
（のちに脱北するのですが、それはもう少し先の話）
パート代を夫の管理下に置くことを拒んだことで始まった
夫のお金絡みの嫌がらせ
どんなものだったのかいくつかエピソードを披露します。。
（もちろんこれらのことが嫌がらせだとは当時は思っていませんでした。 そういうことだったのか
と理解したのはもっとずっと後になってからのことです）
と理解したのはもっとずっと後になってからのことです）二世帯で暮らし始めたタイミングで夫は私にクレカの家族カードを持たせました。使ったら言ってね と言われていたので、これ(子どものこと)に使ったよ、と伝えると「何 勝手に使ってるんだ！今月いくら請求になるか分かってないくせに！支払いできなかったらブラックリストに乗るんだぞ！そう言うことも知らずに勝手に使うな！使いたい時は事前に言え！」と言う。。なので次は 子どものメガネを作りたいからカード使っていい？と聞くと、今月厳しいからダメ 使うな。
クレカは財布の飾り。2度と使わない。そう心に決めました。
「健康保険からあなたを抜きました。来月から国民健康保険を自分で支払ってください」
「会社から言われたので、確定申告をしてくだい」
「塾と交わした契約書を確認したいから出しておいてください」
こんな理不尽で意味不明なメールが日中(夫は仕事中の時間帯)に送られてくることも結構な頻度発生するようになりました。
健保組合に電話をかけて確認するとそんな手続きはされてないという、私の収入では健保から抜くことはできない、とも。
その後、この話が夫の口から語られることはありませんでした。
確定申告についても 週1の病院と月2〜3回の着付の仕事しかしていないので、その年の私の年収は48万ほど。確定申告は不要のはず。
なぜ必要なのか直接会社の担当者の人に聞きたいから担当部署と連絡先を教えて、と言っても会社から俺が言われてるんだからやれ、の一点張り。
税理士の叔母に泣きつくと、忙しい最中書類を作って送ってくれました。それを持って、地元の税務署に並びましたが、手続き不要と帰されました。
確定申告の時期が終わった頃、夫が思い出したように手続きは？と聞くので、叔母に作ってもらった書類を見せながら税務署に持って行ったけど不要って受け取ってもらえなかったよ、と伝えると、何やってんだ！ちゃんとやれ！とその紙をぐしゃぐしゃに丸めて投げつけました。
数日経った後、また夫はあれどうなった？と確定申告を聞いてきます。あなたがあの用紙をぐしゃぐしゃに丸めて投げたのでそのまま捨てました、と伝えると違う話にすり替えられて有耶無耶にされたり。
塾の契約書なんて見たことも聞いたことない。
塾の本部にまで電話して申込書しかないと確認し、夫に申込書のこと？と聞いても契約書がないはずがない、探せと。（その後この話も有耶無耶に）
これらはほんの一例です。。
銀行や郵便局の窓口に行かされたり、あちこち電話で問い合わせたり。無駄なことを延々させられていたのでした。。
夫は「これから帰る」とメールを毎日送ってきました。大体1時間後に帰宅します。了解返信があるまで同じメールが数分おき。
それに返信がないと、家電を鳴らす。出るとワンギリ。携帯見ると、未読の帰るメールがずらっと並んでいる。そんな日常でした。
夫は 私以外にも、子どもたち、義母それぞれにあれこれ指示を出し、思うような結果が得られないと それとは関係ないことで制裁をちらつかせていました。（これをやれ、これが出来ないならあれはもうやらせない、とか。でも そもそもやる必要性がなかったり無理難題ばかり）
言われた通りのことをやろうとしても、そもそもその要求が滅茶苦茶なので言われた通りにならない。
それを報告すると、そんなこともできないのか？バカなのか？と夜中に2時間3時間の説教。
やってもやらなくてもどっちにしろ 結局は夫の罵倒の餌食。
そんなことが毎週のようにおこるようになっていました。
夫のあまりの理不尽さを義母に漏らすようになります。
すると義母はあの子は一度臍を曲げるとしばらく大変なのよ。私に免じて許して。とお願いするのです。
愚痴を聞いてもらえたり、義母も夫の餌食になっている時は共感してもらえたりしたけれど 義母は朝令暮改の人。
朝言ったことを夕方には平気で翻すような人であることに変わりはないので、その掌返しの態度にやり切れない想いをする事も度々でした。
そのうち 夜眠れなくなり、夫からのメールが来ると、動悸、震え、(特に指先が冷たくなり)しばらく動けなくなるようになっていきました。
生まれて初めて心療内科の門をたたき、話を聞いてもらうとあなたそれ精神的経済的DVよ、と言われます。
私は全然対等じゃなかったんだ、と その時思い知りました。
モラルハラスメントという言葉もそこで知りました。それ関連の書籍を読み漁るようになります。
DV、モラハラは治らない。話し合いにはならないし、こちら側が疲弊するだけ。離れられるのなら了解を取らず離れるべし、と助言を受けます。
そうは言っても、家も改築したばかり、要介護2の義母も見捨てられない・・・それに何と言っても経済的な問題が。
そんなさなか 義母が急逝。
母親の死が夫にどう影響するのか、注意深く見ていましたが、悪い方に進みました。
「脱税している社員がいる とある筋からタレコミがありました。あなたですよね。こんなことしてたら退職金ももらえなくなるよ」
「会社に辞表を提出しました」
「今までありがとう、家を出ます、お袋のところに行きます」
そんなメールが来るように。もう限界でした。
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