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今振り返ると 30代は良く頑張ったなぁ と自分を誉めてあげたい
カウンセラーは向いてないと早々に諦め、
人材派遣会社の営業職に就きました。
雀の涙ほどの営業手当があるせいで営業には残業代がない会社で毎日残業。
Windows98がリリースされた頃のお話です。
まだ求人のメインは紙媒体。
小さくてネームバリューのない派遣会社は常に人材不足で。
なんとか決まっても業務開始日にドタキャンされるなんてことも
結構な頻度で発生し対応に追われてました。
(募集するのは割と高難度のスキルが必要な職種なのに、予算上 広告をAN(アルバイトニュース)という雑誌にしか出さない。
アルバイト感覚で応募してくる子とマッチするはずないのです
)
仕事でストレス溜めまくりでしたが、週末に発散。
新卒で入った会社のスキー部繋がりで社会人チームに混ぜてもらっていて、夏は陸上トレーニング(の後の飲み会が目当て😋)、
冬はスキーによく行ってました。
でも、そもそもが運動音痴。運動嫌い。社会人チームに居るような子たちは皆 学生時代もゴリゴリにやってるアスリートばかりで。鈍くさい なんちゃっての私がついていけるはずもなかったのです。。趣味はスキーと言ってたけど、特技とまで言えるほどではなく。所詮わたスキ(私をスキーに連れてって)レベルに毛が生えた程度。
転職した年の12月の頭、足馴らしに滑りに行き 人と接触、クラッシュ
鼻骨を骨折。
(その時はそんなに鼻血出ず。普通に皆と一緒に東京に戻り、ずっと痛みがあるし、人から鼻が曲がってると指摘を受け形成外科に行ったら鼻骨が折れてることが判明。全身麻酔で手術。)
鼻骨を安定させるために夥しい量のガーゼを鼻に詰め込まれたので顔はポンポンに腫れ上がり、帽子にマスク😷まるで笑うセールスマンの喪黒福造😅状態で笑いを取りながら営業活動したのでした
2か月半後、医師の許可が下りたので懲りもせず再び雪山へ。
そこで今度はすぐに東京に戻れないほどの大怪我をします
左足のすねの骨2本とも(頸骨腓骨)ぼっきり
折れた頸骨が皮膚を突き破る開放骨折でした。
折れた頸骨が皮膚を突き破る開放骨折でした。現地の病院に入院、手術を余儀なくされ東京に戻ったのは春になっていました。
東京から300キロ以上のなかなか行きにくい場所で怪我をして現地入院したので、見舞いに来てくれる人も少なく。そんな中、
「本当にあった心あたたまる実話集」(正式な題名は覚えてない😅)を見舞いとして送って来てくれた子がいました
誰だっけ？？同じ社会人チームにいるのは知ってる程度、顔もおぼろげの子。
意外な人からのお見舞いにへぇ～、とちょっと驚き
。
。意外な時に意外な人が意外な行動しますよねー
その本、結局最後まで読みきれることはありませんでした。読んでる途中で眠くなって絶対寝落ち。趣味合わない。その後その本は行方知れず。。。
よく知らない子なので どんな子？と仲間に聞くと、
私と大学出る入るの4つ下！(奴は一浪。別大学)学生時代はスキー部の主将で、誰もが口を揃えていい人！と言う。後輩からも慕われてるっぽい。
へぇ。。。
東京に戻ると、彼からの猛プッシュが始まりました。
前から好きだった、付き合ってる彼女がいたけど、私のことが好き。告白するために別れてきた、と言うじゃないですか。(私にOK貰えないかも知れないけれど、万が一貰えたら別れる というようなことはしたくなかった、と)
今考えると、この話も眉唾です
奴の脳内物語じゃね？と思ってます。。
奴の脳内物語じゃね？と思ってます。。誠実な人柄、一生懸命さ。
そのくせ もじもじしやがる。。
あぁもう！何なの？？
怪我して心身ともに弱ってたし、自覚はなかったけれど30過ぎて焦りがあったのだと思います。
それまでお付き合いした人もいたけれど、長続きせず。自分が好きになるより好きになられた方がいいのかな、と。
10代後半〜20代の根拠のない自信は消滅していましたし。。
まんまとほだされてしまったのでした。
付き合い始めて あっという間に結婚を決め、
デートは式場選びに。私はまだ松葉杖、その後杖で回って。
その年の11月には結婚式を挙げていました。
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