*12/18〜12/25の記録

「島」に行ってみたいな〜と選んだのが、桜島。鹿児島港からフェリーで15分!200円!日中は1時間に3、4本あって24時間運行という便利さ!
でも、「島」感いっぱいで、楽しいところだった♪

着いてすぐ、思った以上の火山の大きさに驚く。近い❗
富士山と同じように、この辺りのシンボルなんだな〜
着いた日は雪も被っていて、より綺麗だった✨煙はつねにモクモク、白い煙と灰色の煙と。わー、桜島に来たっ!て実感。


宿にした家は、1棟貸し切りの贅沢さ。人には会えないけど、ゆったり過ごせる。家守(家の管理人)さんのお母様が喫茶店をされていたみたいで、初日の夕食と翌朝の朝食をお願いした。ら、すごくたくさんの種類のおかずが😳!とっても美味しいし、後で調べたら、鹿児島の郷土料理をいろいろと出してくれていて嬉しい。下手に外に食べに行くより満足感が高かった。


フェリー乗り場まで、家から徒歩30分ぐらいだけど、なかなか楽しくてほぼ毎日歩いた。桜島火山が見えて、煙が見えて、空は青くて、海が見えて、鬱蒼と草木が生えて、大きな溶岩がごろごろ、人に慣れた猫がやたら多い。うわー、ここ好きだわ!て。



たぬき岩。後で知ったのが、別の角度からはちゃんとたぬきに見えるということ・・・これじゃ、ゾウさんだわ😅

桜島みかん。小さな木に、小さな果実がたくさんできる。

鹿児島が見える

猫がやたら多く、付いてくる


毎日歩いていて、過去に噴火して流れてきて冷えて固まった溶岩に、木が生えてきていて、よく見ると大きな松の木の下も、やっぱり溶岩。植物の生命力ってすごい!


ビジターセンターで火山のお勉強をして、数百年で木がたくさんの山に戻ると知って、すごいなって。ところどころに退避壕があったり、烏島展望所に行くと「烏島この下に」て石・・・昔、島だったらしい、噴火で埋まってしまい、島が消えた跡。庭に積もった火山灰を指定袋に入れて置いておくと、回収車が回収してくれるらしい。

庭に積もった火山灰を黄色い指定袋に入れて置いておくと、回収してもらえる


滞在中の8日間、大きな噴火は無かったけど、2022年(滞在中、12月の終わり頃時点)の噴火回数は282回、爆発的噴火回数82回とあった。まだ生きている、若い火山なので常に噴火していて、島民はその中で生活しているんだな・・・すごい😳道路の灯には、桜島火山のマークと煙。場所によって、煙のあるものと無いものがあって、位置関係で煙の見える・見えないの区別をしているみたい。

丸いのは桜島大根かな


そして海釣り公園。フェリーのすぐ近くにあり・・・ちょっと自分、前のめりになってしまい・・・着いた翌日に、ものすごく寒いんだけど、次の日は暖かくなるの分かっていたのだけど、ちょっとだけ「下見」のつもりで行ってしまった。他にお客さん誰もいないから聞くと、波が高くて午前中は閉めていたらしい。そんな中で、釣り竿セットを借りてメジナ狙いで初めての練りエサを使い、釣れないままについ粘る・・・むっちゃ寒い💦寒くて波が高くて風が強くて釣れない、釣り場のおじさんがちょっといいかとやってみてくれて、小さなスズメダイを1匹釣らせてもらって終了・・・2時間ちょっとだったけど歯がカチカチなるほど震えたので、出てすぐ近くの足湯で温まった昇天でも下見のつもりだったのに、本番の翌日に再挑戦する元気はもう無かった。


悔しいので25日のクリスマス。気温が高くて気持ちよさそうな日を狙ってもう一度、家のすぐ近くの港でやってみた。釣れたのは、小さな小さなネンブツダイ4匹。あんまり小さいのばかりだから放して、今度は練りエサで。そう、海釣り公園で帰る時、またやろうと思って持って帰ってきてた。それを使って、餌腐ってないかな?と思いつつ、この餌投げても良いのだろうかとも疑いつつ、何度も何度もトライ・・・1匹やっと、食べられるやつ釣れたっ😂魚アプリで出てこず何か分からなかったけど、とりあえず確保(この後に分かる)。ともかく初めて、たった1人で釣れたし、初めての魚種だったので満足♪


夕方、遠くのお隣で釣りをしていた見知らぬ男性が「魚いる〜?」と大きな声で。「いる〜❗❗」と答えたら、チヌ(黒鯛)だけど、と持ってきてくれた。ハサミあるか?→無い、で遠くの車まで引き返し持ってきて何やら処理してくれて。袋あるか?→小さいのだけ、でまた遠くの車まで引き返して持ってきて入れてくれた♪ついでにこの魚何か分かりますか?と釣れた魚を聞いたら、ベラだった。食べられますか?と聞いたら食べられるよ、と苦笑してた😅(1人で釣りしてるのに何も知らないからかな)。帰られる時に車でこちらを通りそうだったから挨拶できるかなと見てたら、あちらも車の窓を開けて笑顔でペコリ。良い人だった☺️
出発最終日の夕方に、大きなお魚をもらっちゃったので、この日はご飯を炊かず、半身を刺し身に(これだけで飽きるぐらい)、半身とベラを焼き魚に、頭はごめんなさいして、骨部分を炙っておいて次の拠点へ→酒粕汁に。と、ちゃんと全部いただいた。新鮮な食材嬉しい♪

これぐらいに綺麗に捌けるようになった。でももう片側はまだ肉が骨側に残って、綺麗にいかない。


他に、鹿児島港まで近くて安いので2回渡ってみた。島津家別邸の、「仙巌園」は大きくて、なんというか、日本の端の藩はどこも規模が大きくて、どーんっっとしてる。庭がいくつも作ってあって、広い広い。このお庭から、桜島火山がよく見えて、島津のお殿様も眺めていたんだな〜って。大きな紅葉の木があったから、その時期に来るともっと良いだろうな。

薩摩切子のブランドショップもあって、超高級工芸品をゆっくり見て、両棒餅(ぢゃんぼ餅、と読む)をいただく。港まで歩いて帰る途中にも、桜島火山を眺めて。



12月終わりだけど紅葉していた

島津のお殿様もここから桜島を・・・


鹿児島からも桜島


最終日に、釣りと釣りの合間に湯平展望所。ここは遠くて、バスに乗って。どこからでも火山は見えるから、遠いバスに乗る価値があるかなと思ったけど、さすが一番有名な展望所。綺麗な光景だった。


あとは桜島マグマ温泉スター家のお風呂が古くて湯船に浸かれないので2回行ったけど、鉄分を多く含んだ感じのお湯ですごく良かった。
フェリー乗り場近くに海釣り公園(入場料200円で4時間と安い)、温泉、足湯、コープ、道の駅(土地の野菜がたくさん)、循環バスで観光できて、鹿児島港にも出やすい。生きた火山がどこからでも見えて、溶岩たくさんなのに草木が豊富でちょっと本州に無い光景、海が見える。良い鮮魚は意外と手に入らなかったけど、豆と金柑がピカイチ安かった🤭行きやすくて、過ごしやすくて、「島」感を満喫できて、なかなか良かった桜島。