私は、今までに癌に関する書物をたくさん読んできたし、独学で医学や薬学の勉強をある程度した。
とはいえ、大学で医学や薬学を習ったわけではないし、そもそも大学進学すらしていない。
だから、これから述べる内容については、改めてその正否を確認されてください。
そして、もし、これから述べるアイデアを活用したいと思われましたなら、専門的に必要な全ての検討や調査をしていただき、安全性を慎重にしっかり確認しながら、進められてください。
薬の副作用は、例えば、あらかじめ予定していた作用ポイント以外の所に、薬が結合したり反応することによって起こる。
薬を投与する前にそれを知り、ドラッグデザインを考え直して、最初から副作用のないものを投与することはできないものだろうか?
人間の体に存在する物質は、遺伝子から、あるいは、遺伝子から作られた酵素が触媒となって作り出される。
それらは、蛋白質、脂質、糖質、糖蛋白質、糖脂質などと、食事によって体に入ってくるさまざまな物質である。
そして、蛋白質、脂質、糖質、糖蛋白質、糖脂質などは、人類に共通のものがほとんどであるが、人によって若干構造が違うものもある。
まずは、人類に共通のものは全て調べ上げ、化学式と立体構造をコンピューターにインプットするべきである。
そして、作成した薬とそれらが結合したり反応したりすることはないか、理論化学計算で調べ、さらに、実験系の物質および実験系の細胞や組織の中で確認する。
もし、作成された薬で問題があれば、その時点でドラッグデザインをやり直す。
同じ物質が、実験系では問題ないが、人体の中では問題あるということがあるかもしれないので、最後まで安全性をしっかり確認していく。
人によって若干構造が違うものは、まずは存在割合の多いものをいくつかピックアップしておき、それらの安全性を理論化学計算および実験系の物質および実験系の細胞や組織の中で確認しておく。
ピックアップされてないものは、患者の遺伝子解析をして、当該物質の化学式と立体構造を把握して、理論化学計算で安全性を調べる。さらに、実験系の当該物質および実験系の細胞や組織の中で安全性を調べる。
そして、実験系ではなく、実際の人体の中でも問題はないか、しっかり確認していく。
そのような安全性テストシステムをできるだけ早く確立するべきだろう。