全盲のシーズー 冬ちゃん
引き取ったとき
両目が目やにでビッシリ
張り付いていたので
少しずつ濡らして はがしていって
閉じたまぶたを 指で開いてみたら
深い空洞の奥で
かつて 目 だったものが動いていて
後に 診察してもらった先生曰く
『眼球が萎縮してしまったので、まぶただった場所が内側に入りこんでしまうので
まつ毛などから細菌感染をおこして 目やにが出てると思う』
と言われたように
目薬をさしても
冬ちゃんの目やには なかなか改善しなかった
目が見えないから怖いのか？
ほとんど動かない冬ちゃん
ケージの中にベッドを置くと
ちゃんとベッドから出て
シートでオシッコするし
オシッコ終わると また
ベッドに入って ずっと寝てるし
うちにいても 手は かからないけど
もっと 冬ちゃんにとって
刺激があった方がいいし
楽しい！とか 嬉しい！を
知って生きていって欲しい と思っていた時
以前よりMINTをお手伝いしたい と
声をかけてくれていた方が
『預かるなら冬ちゃんを！』
と言ってくれて
２月上旬より
預かりを お願いしました
可愛い
可愛い
と言ってもらい
毎日 抱っこでお散歩して
外の空気を感じたり
お兄ちゃんに抱っこしてもらったり
いつしか
家族全員が
冬ちゃんを家族のように愛し、守り
もう 離れられなくなっていた
それでもママさんは
『こんな可愛い子を我が家の子にして良いのだろうか？
他にもっと良いご縁を潰してしまうのではないか？』
って とても悩んで
それでも １ヶ月が過ぎた頃
せっかく我が家の環境に慣れてきたのに
また 移動して１から覚えるのは
可哀想。。って。
ご家族で話し合って
そして 全員一致で
冬ちゃんを 家族に迎えることに
決めてくれました！
誰かが 要らなかった
小さい命は
他の誰かの 大切な
宝物になりました
市川市の O様
毎日の目のケアが必要で
手のかかる 冬ちゃんを迎えてくれて
ありがとう
冬ちゃん
あなたの これからの未来に
辛いことは もうないからね
ずっとずっと幸せが続きますように
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