米国大統領選挙は第三次世界大戦推進か世界的和平推進のどちらかを選択する選挙だ

🔥プーチンにはハッタリはない  Libertarian Institute

ウクライナの物流の要衝であるポクロフスクが陥落すれば、ウクライナのドンバス地方での兵站能力は喪失する。
ゼレンスキー大統領は、ウクライナが長距離ミサイルを使ってロシア領土の奥深くまで射撃を行う許可を与えるよう、西側諸国に連日要求している。

プーチン大統領は、今こそ「NATO諸国が軍事衝突に直接関与するかどうかを決める時だ」と警告した。

西側諸国がプーチンの警告を考慮すべきなのは、プーチンがハッタリをかましてこないからだ。
プーチンはレッドラインを設定した。

(中略)

プーチンの警告はロシア国営テレビで発表された。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官はロシア大統領の警告は 「極めて明確で、曖昧さがなく、二重の読み方を許さない 」と語った。
ロシアが核兵器を持っているのには理由がある。核兵器という選択肢に行き着くまでに、ロシアが取るであろうステップは千差万別だが、ロシアには明確な核のドクトリンがある。

ロシアの「核抑止力分野におけるロシア連邦の国家政策の基本」によれば、ロシアは、「大量破壊兵器(WMD)を使用した侵略に対応する場合」、あるいは「国家の存立そのものが脅かされる通常兵器を使用した侵略」があった場合にのみ、核兵器の使用を認めることができるという。

ウクライナは、ロシアの存在を脅かすことなく、人口の少ない国境地帯のクルスクに軍隊を駐留させることができる。しかし、NATOが直接関与してロシア領土の奥深くに長距離ミサイルを撃ち込む場合は、状況は一変し、ロシアが何を自国の存在を脅かす脅威と感じるかを推測するのは危険なゲームとなる。

※ テッド・スナイダー : http://Antiwar.comとリバタリアン研究所のコラムニスト。
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(コメント)
プーチンの核に関する基本姿勢は上記記事の通りである。

一方、米国の大統領選挙では、トランプとハリスの演説を聞いていると、トランプが戦争反対、ハリスが(屁理屈をつけて)戦争推進派であることが良くわかる。

いまやハリス(民主党)はグローバリスト及び軍産複合体を背景とする凶悪候補であることがわかっている。
一方のトランプ(共和党)はウクライナ紛争とパレスチナ戦争の終結に腐心している。

米国やNATOの長距離ミサイルを使ってロシア領土の奥深くまで攻撃することに対して、プーチンはロシアとNATO・米国が直接戦争する事態であると決定づけた。
プーチンは上記記事の通り、「大量破壊兵器による攻撃または、国家存立を脅かす通常兵器による攻撃」が行われた場合にはレッドラインを超えたとみて、核兵器を使用した報復攻撃を行う選択肢があると表明している。
これを知りつつ、米国やNATOが長距離ミサイルによるロシア領土の奥深くまで攻撃してきた場合は、ロシアは「ためらうことなく」核兵器で報復するが、この攻撃は一切「汚点」にはならないと表明している。

わたしは何度か書いたが、プーチンにはハッタリはない。

米国大統領選挙は、第三次世界大戦を好むハリスと世界和平を好むトランプとの決戦である。

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https://libertarianinstitute.org/articles/do-not-risk-calling-putins-bluff/