忘れたくても
忘れられないことは
忘れなくていいよ
そう言ってもらえて
肩の荷がふっと軽くなることがある
そんなに忘れようと努力をしても
忘れられないのなら
無理に忘れなくてもいいよ、と
言ってもらえてほっとする。。
とはいえ、
そのままそっとしておけば
時が記憶を消してくれる。。
なかったことにしてくれる
ということはない
記憶の片隅に
それはあり続ける
でもどんなに辛い時でも
やはりお腹は空くし
眠れない眠れないと言っても
やはり1日3時間位は眠ってしまう
そうして、時が経って
ある時点がきたら
はっきりと目の前にあった
忘れられなかったことが
少しずつ
その見え方が薄くなっていく
まるで
朝が来て薄くなっていく
お月様や星々のように
そのあたりから少しずつ
癒されていくこともある
記憶が上書きされて
今、目の前のことに集中しているうちに
少しずつ忘れたようになっていく
そんな日にち薬のおかげで
なんとか今日を生きられるわたしたち
有難いことだなぁと思う
ところで
「忘れなくてもいい」ってことは
つまり
いつか私が傷つけてしまった誰かも
私がしたことや言ったことを
忘れなくてもいいってことなんだ
だからきっと
私の罪は消えないんだろうと思う
その人が忘れたりもういいやって
思うかどうかに関して
私にはどうにもできないんだ
かなしいかな。。
突然訪ねて行って
謝罪して
あのことはもう忘れてください
なんて願い出るのは
藪蛇ってもので
何を今更と
せっかく忘れたようになっていた記憶を
思い出させてしまうかもしれない
蒸し返していいことは何もない
できれば、そのまま忘れたように
なっていて欲しいこともある
傷つけられて
忘れたいことも
傷つけてしまって
忘れてもらえないことも
責め続けたり
弁解したり後悔したり
どうにかしようとするのを
散々やったあとは
ある時点で
潔く諦めることだ
自分のこれからの生き方と
相手のこれからの生き方に
委ねるしかない
そして、
許さない気持ちと
許されたい気持ち
それぞれ持ったまま
歩いて行くと決めること
記憶が薄まって忘れたように思えても
それは記憶のどこかに存在している
忘れられないことを
無理矢理忘れることはできない
ただ、そこに
”忘れられないもの”として
置いておくしかない
きちんと分類して
置いておけばいい
私のことを嫌いだったり
恨んだり怒ったりした人も
そうしてくれたらいいなと思う
許してくれなくてもいい
許されなくてもいい
罪を背負って生きていく覚悟は
できている
それでも...
お習字の半紙よりも
薄い紙を
ひらりひらりと重ねるように
今日一日を生きていくと
覚悟をする
ほんの少しでも光の方へ近づけるように
今夜はトークライブACANTHUS第26回です
たくさんのお申込みをありがとうございます
第26回のテーマは「あの世のお話し」
どうぞお楽しみに💖
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.

