我が家の4羽ちゃん達、とりわけセキセイの桃太郎は、例えば誰かがずっこけたり大きな音がしたりすると『ピチュピチュピユン』と鳴きます。
毎回必ずそう鳴くので私は人間で言う『ビックリしたー』的な意味で捉えてます。
夕方、ガシャン!と音がしたと同時に桃太郎がピチュピチュピユンと鳴いたので、みんなのケージを見に行くと…
ぴったんがおかしい。
明らかに足を気にしていて、特に右足の第3趾を気にする。
引きずる感じもあるし、いつものようにケージの柵に捕まろうとしても上に上がって来れない。
ケージから出そうと手を入れても逃げる素振りも見せず、小さな声でギャーギャーと鳴く…。
私の手に捕まる力はある。
手に乗ったら降りるのさえ拒む程にしがみつく。
普段、足の指まで気にしてなかったから確かな事は何も分からないけど、明らかにピスの様子が違う事と、右足を気にする事で『何かがおかしい』という事は分かる…。
ちょっと引きずるように見えるし、びっこ引いてるようにも見えるけど、歩く力と立っていられる力はある。
でも明らかに指を気にしてる。
動き回れるけど、おかしいと思ったらそんな風にしか見えない。
アクリルケースを下ろし、ピスをキャリーに入れ、キャリーごとルーミィに入れバードヒーターと保温電球で保温!
でも柵に捕まってウロウロするばかり。
危なくて見ていられず、直接ルーミィに入れると、今度はバタバタとルーミィに飛びかかる。
指をルーミィに当てると、そこに顔を押し当て眠る。
離すと目を開けて飛ぼうとする。
ルーミィに手を入れると必死に捕まって眠そうに目を閉じる。足の力は確実にある。
でも指を気にしてる…
何度もペーパーを取り替えました。
ペーパーを取り替える時に入れた手に乗り、手のひらに顔を埋める。
ぴったん、おかーさん、前が見えない…。
ルーミィの上下の境目に足が引っかかって外れずジタバタ、嘴を引っかけてジタバタ。
18時前、ダメ元で地元の動物病院に電話すると、全て留守電。(通常の平日診察なら19時まで)
どうしよう…
足を怪我してるなら柵になんか登らせたくないと思って直接ルーミィに入れたけど、これじゃピスも落ち着けない。私も気が気じゃない。
ぶつかりすぎて怪我が増えてしまう可能性もある。また足を引っかけてたら?
寒気がしました。
だったらキャリーに入れてあげた方が良いよね。
21時少し前。
4時間、泣きながら試行錯誤を繰り返しました。
ゴールデンウィークじゃなければ田舎の病院もやってるのにね。
インコの診察出来なくてもお願いすればレントゲンくらい撮ってもらえたかな?
私は今夜、ピスの隣で横になりますが…。
明日は遅番。
交代してもらいたくても職員が減ってるのでとても無理。
姉は明日は出勤だし、父には頼めない。
とりあえず母にこまめに様子を見るように頼んで行くしかない。
パーチから降りなくてもご飯を食べやすいようにパーチの前に付けました。
楽しく遊んでたのにね。
楽しく遊んでただけなのにね。
みんなで囀りながら、雷雨の後の夕焼けを見てたのにね。
やっぱり翼を怪我したぴったんには、尚更咄嗟の出来事に対応しにくいんだね。
ごめんね、ぴったん。
おかーさん、すぐ隣で起きてるからね。
何かあったら呼ぶんだよ。