こんにちは、QLS Educationです
今日は毎週おなじみ、英語レッスンです
“Not that I know of” ってどういう意味?
早速例文を見てみましょう。(該当部分を便宜上、大文字で示しています。)
(例文1)
殺人事件について刑事が聞き込みをしています。
A: "Can you think of anyone else who could want him to die?"
B: "Well, NOT THAT I KNOW OF."
A: "Thanks. But if you remember anything, anything at all, just give me a call. Here's my number. Good day."
A: "他に彼が死ねばいいと思っていたような人、誰かいませんか?"
B: "うーん、いや、思い当たりませんね。"
A: "ありがとうございます。後で何か思い出したら、どんなことでも連絡ください。
ここに電話を。それでは。"
こんな風に、「私の知る限りでは、そんな人物はいないはずだ」と言いたい時に
典型的な「私の知る限りでは」= “As far as I know” で文章を始めてしまうと、
相手はその後に続く文を期待して待つことになります。
“As far as I know, no.” とすれば十分簡潔にまとまりますが、
“Not that I know of.” がすんなりと言えれば、より自然に響きます。
もう一つ例文を見てみましょう。
(例文2)
社内の打ち合わせで必ず来るはずのケビンが、時間になっても現れません。
A: "Where is Kevin? He should be here by now. Did he call?"
B: "NOT THAT I KNOW OF."
A: "That is very strange. Try his cell right now."
B: "I got him on the phone. Do you want to talk to him?"
A: "Sure. Hey, what's happening? Everyone is here."
A: "ケビンはどうした? もうとっくに着いてるはずの時間だぞ。電話は?"
B: "いえ、私は特に。"
A: "おかしいな。携帯にかけてみてよ。"
B: "つながりました。代わりますか?"
A: "あぁ。おい、どうした? もうみんな来てるってのに。"
もう大丈夫ですね。
今回の表現 “Not that I know of” は、文の中でというより、単独で使われるものです。
例文に出てきたシチュエーションと結びつけて憶えておき、
実際の会話でどんどん使ってみましょう。
また、同様の表現に “Not to my knowledge” があります。
併せて覚えてくださいね。
それでは今週はこのあたりで
Have a great weekend
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