こんにちは、QLS Educationです
今日は毎週おなじみ、英語レッスンです
"get through" Part Ⅱ
前回に引き続き、"get through" の使い方を学習します。
さて、前回は何らかの困難を乗り切るという意味と、
ただ単に何か作業を終えるという意味の2つの使い方を学習しました。
今回はまた別の2つの使い方を学びます。
それではいつものように例を見ていきましょう。
(該当箇所を便宜上、大文字で示しています。)
(例文1)
国際舞台で働くBさん。至急ロンドン支店に電話しなければなりませんが、
なかなか連絡が取れません。
A: "So did you call them?"
B: "Well, I know we have to get hold of them ASAP. Actually,
I've already tried to call them several times in the last 20 minutes.
But somehow I couldn't GET THROUGH."
A: "You mean he wasn't there."
B: "No, I think their office seems to be closed today.
No one is picking up the phone."
A: "What do you mean? Today is Wednesday for god's sake.
Keep trying."
B: "Sure. I will."
A: "電話はしたのか。"
B: "すぐにでも連絡を取る必要があることはわかっています。
でもこの20分の間に既に何度もかけていますが、
なぜか未だに連絡が取れないんです。"
A: "担当者がいないのか。"
B: "違います。おそらく事務所が閉まっているんだと思います。
誰も電話に出ませんから。"
A: "どういうことだ?今日は水曜日だぞ。とにかく、かけ続けてくれ。"
B: "了解です。"
(例文2)
どうしても芸術家になりたいと訴える娘について話をする
両親の会話を思い浮べてください。
A: "So did she listen to you?"
B: "I tried. But she seems to be totally determined. Believe me.
I've tried to GET IT THROUGH TO her that she should become a doctor
instead of an artist if she wants to have a stable life.
But she clearly told me that's not what she wants.
I don't know what else I can tell her to change her mind."
A: "Well, I know eventually, she'll come around.
We just have to keep trying."
B: "Well, maybe we should let her do whatever she wants to do.
Whatever we say, at the end of the day, it's her life, not ours, right?"
A: "あの子、話聞いてくれた?"
B:"頑張ってはみたけど、あの子の決心は固いみたいだね。
安定した生活を望むなら芸術家じゃなくて医者になる方がいいって
わからせようと頑張ったんだけど。あの子が望んでいるのは明らかに
そんなことじゃないんだよ。他に何を言ったら説得できるのかな。"
A: "最終的にはきっと気持ちを変えてくれると思うけど。
とにかく引き続き説得してみましょう。"
B: "あの子のしたいようにさせてあげてはどうかな。
我々が何を言っても、結局はあの子の人生だからね。"
・・・もうおわかりですね。
今回の "get through" は、電話が「通じる」という意味と
誰かに何かを「理解させる」という意味を学習しました。
前回の内容と合わせて、しっかり理解しておきましょう。
それでは今週はこのあたりで
Have a great weekend
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