こんにちは、QLS Educationです
今日は金曜日、英語レッスンの時間です
"Tell me about it" ・・・直訳すると「そのことについて言って」 となりますね。ところが、実際の英会話の中では全く違った意味で使われることをご存じですか?
それではいつものように例を見ながら学習していきます。(該当箇所を便宜上、大文字で示しています。)
(例文1)
Aさんが付き合っている彼女について文句を言っています。
A: "My God, I can't take this any more. You see, she is beautiful, attractive and all that. But at the same time she is such high maintenance. I don't know how much longer I can keep this up."
B: "TELL ME ABOUT IT. I am glad that at least someone is speaking for me. Listen to him, everyone, it was not me, It was her. There was totally nothing wrong with me."
A: "Are you her ex-boyfriend?"
B: "I am."
A: "So when did you guys break up?"
A: "もうこれ以上我慢できないよ。彼女美人で魅力的だけど、あんなに手がかかるとはね。やっぱもう続かないかも。"
B: "その気持ちよくわかるよ。やっとわかってくれる人が見つかった。みんなよく聞いとけよ。やっぱり俺のせいじゃなかっただろ。彼女に問題があったんだ。"
A: "もしかして君、彼女の元彼?"
B: "その通り。"
A: "で、いつ別れたの?"
・・・それでは次の例です。
(例文2)
あるインターネットサービスプロバイダーのサービスの悪さについて文句を言う友達同士の会話です。
A: "So how's your internet doing?"
B: "You know what, I think I am going to switch to another provider. They just suck. I really don't think they have any idea how badly they are treating their customers. Do you have any idea how many times their server was down last week? I just can't believe every time they just say, it would never happen again."
A: "TELL ME ABOUT IT. I heard exactly the same thing you just said from so many people."
B: "Can't we do something about this, really?"
A: "Well, you can try another one. But looks like it won't get any better, apparently."
A: "それでインターネットの調子はどう?"
B: "実は別のプロバイダーに変えようと思って。今の会社ひどいんだもの。カスタマーサポートが全くなってない。先週だけでも何回サーバーがダウンしたと思う?その度に「二度と起こりませんから」って、よく言うよ。"
A: "知ってる、知ってる。その話よく聞くよ。"
B: "何とかならないのかね、ほんとに。"
A: "やっぱりプロバイダー変えたら? ただ、どこも50歩100歩みたいだよ。"
・・・もうおわかりですね。"Tell me about it " は、自分も同様の経験をしてよく知っていて、相手が説明している内容に100%同意したい、といった場合に使われます。
つまり、"I know" を強調をこめて言いたい時に使うことができます。
本来の意味とは異なるこの "Tell me about it" は日常会話によく出てきます。しっかり意味を理解しておきましょう。
みなさん、いかがでしたか?ちょっと直訳からはすんなりはいってこないフレーズですねでも、確かによく映画やドラマで聞きます
それでは今週はこのあたりで
Have a great weekend
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